銀 魂 × 薄 桜 鬼

□はじめましてイケメン集団
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ごきげんよう、光月はるです。どこにでもいる普通の小娘な真選組の一隊士です。好きな食べ物は色々で嫌いな食べ物はたくさんあります。趣味は読書で特技は特にありません。

『何卒よろしく…「何がだァァァァ!!」』
『……もう、なんですか土方さん』
「誰が自己紹介しろっつったよ!!俺はコイツらが誰だって聞いてんだよ!」
『あぁ、彼らのことですか。それならそうと早く言ってくださいよ』
「……斬っていい?」

 “彼ら”とは私の後ろに立ってるイケメンな方々。先ほど町中で困っているところを保護してきたのだ。

「珍しいですねィ。はるが拾いモンしてくるなんて」
『ちょっと、拾いモンなんて捨て猫みたいな言い方しないでよ。こんなイケメンたち早々落ちてないよ?』
「テメェも捨て猫扱いしてんじゃねぇか!」
『面白いんですよ、彼ら。ね、新選組副長の土方歳三さん?』
「「!!?」」

おーおー。土方さんも総悟も目が見開かれてる。写メっとこうかな。

「オイ、どういうことだはる」
「俺が新選組副長、土方歳三だ。わけあって困っているところをこの小娘に助けられたんだ」
「わけって何でィ?」
『異空間旅行』
「頭でも打ったのかィ?まぁ、はるは元々救えねぇ頭してたがな」
『死ね総悟』
「お前が死ね」

「アンタたちも新選組なんだよね?」
『真選組ね』
「そういうアンタも真選組なんですかィ?」
『新選組な』
「そうだよ。僕は沖田総司。新選組一番組組長やってるよ」
「アンタなめてんのかィ?誰が沖田だ誰が」
『彼が』

─バコッ

総悟のピコピコハンマーが飛んできたのは言うまでもない。ピコピコハンマーの音がしなかったのも言うまでも…ない(痛かった)

「君がさしずめ沖田総悟くんでしょ?はるちゃんから話は聞いてるよ」
「なんでィはる。人のことペラペラ喋ってんじゃねーよ」
『先日の宴会で人の失敗談ペラペラ喋ってたのはどこのドイツだよ』

─バコッ

痛い。

『ってーわけだから土方さん。彼らをしばらく真選組屯所で保護しましょうよ。いい奴らですから、ホント』
「なんで今連れてきた奴らのことなんかわかるんでィ」
『だってホラ彼!例えばこの斎藤さんなんてさっき川に溺れてる猫を救ってあげたんですよ』
「その割りには濡れてねぇが」
『こっちの原田さんなんて不逞浪士に絡まれてる女性を助けてあげたんですよ!』
「その不逞浪士はどうした。ちゃんとしょっぴいて来ただろうな」
『あ』
「あ、じゃねぇよ!!何のための見回りだ!!」
「これだから土方さんは。はるの気持ちにもなってみなせェ。こんな大勢連れてるのにさらにそこいらの浪人も捕まえて来いって言うんですかィ?だからいつまで経っても土方は土方なんだよ星になれ土方」
「んだとォォォ!!?」
「あまり土方土方と言われるとオレが侮辱されている気分なんだが」
「副長を侮辱した罪、許しがたし。副長、抜刀許可を」
「まあ待て斎藤。そんなんじゃいつまで経っても話が進まねぇよ」
「あれ、そういえばはるちゃんは?」

















(土方さーん!もう一人見つけて来ましたー!)
((((平助!?))))

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