銀 魂 × 薄 桜 鬼
□ ninteenth story
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買い物を終えた私たちはお妙ちゃんの家に邪魔することになった。
「今お茶用意するわね」
「手伝います…!」
「いいのよ千鶴ちゃんは座ってて」
お妙ちゃんが台所に行ったのを見計らった頃に押し入れの戸を開ける。
『あの…すみません局長。何やってるんですかこんなところで』
いやまあ…押し入れに入ってる時点で……てかお妙ちゃんの家にいる時点で目的は一つなんだろうけど…
「む。はるちゃんか。君こそどうしたんだ?こんなところで」
『今日お妙ちゃんたちとショッピングに行っててその帰りですよ』
「お妙さんとショッピングゥゥゥ!!!?いいないいな!!オレなんてこうやって押し入れでお妙さんが帰ってくるのを待つことしか出来ないんだぞ!!」
『そんなの……………あ、』
「え?」
「な〜んか声がすると思ったらやっぱりお前かァァァ!!!!」
「ギャアァァァァ!!!!はるちゃん助けてェェェェ!!!」
『自業自得です』
「神楽ちゃん…あの押し入れの人って近藤さんだよね?」
「違うアル。血まみれで可哀想なただのゴリラアル」
(はるちゃんもあんなのが上司だなんて大変ね)
(よく言われます)
((新選組の近藤さんと全然違う……))