V

□[痴話げんか]
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お給料は

お早めに…










「銀さんいい加減給料払ってくださいよ!」

「良いじゃん新ちゃんもうウチの家族なんだから家族内で給料なんていらないじゃん…つーか嫁?」

「だっ誰が嫁ですかっ!?アンタみたなマダオなんかに嫁ぐ人いませんよっ!!」

「あれ〜こんな所にきゃわいいお嫁さんがいるのに〜?新ちゃん愛してんよ」

「ばっ馬鹿////話反らそうったってそうはいきませんからね!」


給料がまた払われない月が続き新八の堪忍袋の緒がぶっちん切れ銀時に詰め寄ったが
銀時にうまく交わされそそのかされ結局給料手渡しの所まで辿り着かない…


「あああっ!!も〜怒りましたよ!こんな万事屋辞めてやるこんな阿呆社長の下でなんかもう働けません!」

「えっ、ちょ新ちゃん?待てってオイ、マジでえぇ!?新八ごめんっちゃんと払うからァァァ!!」


新八が頬をぷくっと膨らまし怒ってる様子が可愛いな…なんて
鼻の下伸ばしていた銀時だったが新八の万事屋辞めます宣言に
さすがの銀時も驚き焦る焦る


「裾引っ張らないで下さい汚い大人の手で触れないで下さい」

「何その俺に触れられると汚い大人になっちゃうみたいな台詞ウウウ!!!?」

「神楽ちゃんの事任せましたよ…すごく心残りですけど」

「嫌ヨ新八!新八が出ていくならワタシも出ていくネ!!」

「神楽いつの間にってええぇ!?何二人して出ていこうとしてんの!?」


万事屋を出て行こうとしてる二人を追いかけて銀時が新八の腕を掴み
新八を引き寄せると新八はそのまま銀時の腕の中に…


「ってそうはいくか!神楽ちゃん逃げるよ!!」

「はいヨ新八!」



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