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□[甘い甘いハニーboy☆]
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※観覧にあたり注意
この物語は第八十三訓,第八十四訓のカブト狩りの夜のお話です
話が少し変わっているのを見るのが嫌な方
三人でする性行為が苦手な方
でなければ、ご観覧ください
可愛らしい
キミ自体が
──甘い、蜜?
満月が綺麗な夜、深い森の中の宿営地で寝袋に入り夢の中へと誘われていっていた新八だったが
ジジジッと何やらチャックが下ろされる音がし、寝袋で躰が包まれている筈なのに躰に風が通り抜ける
それに自分の唇を何かが塞いで息苦しくて
「……んっ…あ?、んふっンンッ!?」
その息苦しさにとうとう夢から醒め瞳を開けると
自分の隣りで寝ていた筈の銀時の唇が自分のソレに重なってて、新八が驚愕し銀時を見ると銀時は口端を厭に上げ
口付けを深くするべく舌を捩じ込もうとして来た
「ふぁっ…ちょ、銀さん!ンン…何す……んですか…!?」
顔を左右に振り何とか銀時のキスから逃れると新八は息を弾ませながら自分の寝込みを襲おうとして来た銀時をキッと睨んだ
「だってさ、新ちゃんと最近ご無沙汰だったし〜」
それに新八夜になったら俺が風呂入ってる間に帰っちゃうし
せっかく新八と久々に一緒に寝れてんだからこんなチャンスねーじゃんと
銀時は新八の唇にチュッと軽くキスをすると新八は頬をぼんっと効果音が聞えるくらい頬を赤らめた
「(赤くなっちゃって可愛い〜vv)新八…俺の事嫌いになった?ごめんな……でも俺は新八の事…」
「……銀、さん」
明らか演技なのだが銀時が哀しそうに自分を見て、頬をゆったりと撫でてきて
そんな銀時に新八はキュンとして銀時の胸板に躰を寄せて小さな声でごめんなさいと呟いた
「…銀さん、としたら僕恥ずかしくて…」
「うん。恥ずかしそうにしてるもんな」
「いつも…変な声出しちゃうし……」
まだそんなに性行為をしてない為か新八は銀時とするのにいつも羞恥心でいっぱいになったり
自分から出る艶のある嬌声を変な声と思っていたりして
それで銀時から少し逃げていたけれど
「シテてる時出る新ちゃんの声すごく可愛いよ…」
チュッチュッと自分の額や頬にキスを降らし熟した果実のような唇にキスを落してくる銀時に
新八はまた頬を染め
「好きですよ。銀さん、好き……」
銀時の額と自分の額をぴったりくっつけ、唇に接吻をした
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