03/17の日記
08：47
震災について
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このサイトをご訪問していただいてる皆様へ
この度の震災で被災した方も多数おられると思います。
ご無事でしょうか？
水や食料は届いていますでしょうか？
心配です。
私自身、被災しました。
私のいるところは震度６強でした。
今まで経験したことのない揺れでした。はじめは「地震だ」と思ったら、どんどん揺れが大きくなってきて立っていられませんでした。揺れも長く続いて、何も考えられませんでした。
当日は職場である病院にいて、建物が崩れることはありませんでしたが、壁や天井の一部が落ちてきたり、何百キロもある機器があっちこちに動いたり、落ちてきました。
ガラス器具は割れ、飛び散り、100キロ以上あるガラスの標本が入っている棚は倒れ、ホコリと壊れたもの残骸で当たりは真っ白でした。
劇毒物が入った薬品庫は床に固定されていたので、大丈夫でした。濃硫酸やその他危ない試薬が多い職場なので、それらがこぼれていないことを確認して、窓を開けて外へ避難しました。
途中、外来ホールは大理石の壁がカウンターに落ちていたり、照明のカバーが落ちていました。
幸いケガもなく、外に避難できました。それらの下敷きになったらと考えると今でもゾッとします。
外へでてからまた大きな余震がきました。建物があんなに揺れるのは見たことがありません。
あとで知ったのですが、その余震も震度６くらいあったようです。
一度外へ避難しましたが、院内にはまだ何百人もの患者さんが残されていました。もちろんエレベーターは止まってましたので、動ける職員総出で担架や車椅子を使って、患者さん運び出しました。全員外へ避難させることができましたが、余震が続く中、また病院内に戻るのは正直怖かったです。
それから２日病院に泊まり込み、ほぼ寝ずに働き、おもに片付けと物品運びでしたが、自宅に帰ったのは月曜日の朝。
家族は皆無事でしたが、家の中も物という物は全て落ちていました。買ったばかりのリビングのテレビは無事でしたが。
パソコンは落ちてしまったので、使えるかどうか…。
家は壁が割れたりしましたが、住むには住めそうです。
電気は一昨日きました。水道はまだです。
余震が続くので夜もゆっくり眠れません。
PTSDなんて人事だと思っていたのに、余震がくるたび苦しいです。
でも、津波の被害にあってしまった方に比べれば幸せな状況だと思います。
早く色々解決して落ち着くことを願うばかりです。
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