□お仕置き1 潤×智
智SEED
1ページ/7ページ

心臓がやたら大きく響く。
刻一刻と迫る撮影終了時刻。
…このまま撮影が終わらなければ良いのに…。
帰ったら何されるんだろ…。
今までの潤の行動を思い出し沢山の事が過る。
番組の収録中何度も潤に視線を送る。
その度、冷酷な視線で見詰められる。
恐ろしさのあまりニノを見てる余裕は無い。
鞭は諦めるって言ったから使うことは無いだろうけど…お仕置きは確実だ…。
『終了でーす』
無事終了を告げたスタッフの声は、恐怖のお仕置きが始まる合図でもあった。
ニノの方に視線を向けると現場のドアの前で何か耳打ちされている様に見えた。
どうやら、ニノはこれから仕事らしく翔の耳打ちで顔を真っ赤に染めていた。
それを見たら、翔の“使い物にならなくなるから”を思い出し心臓がより一層高鳴った。
「リーダー…」
背後から潤に低く凄まれて「あっ…」と小さな喘ぎを漏らしてしまった。 そのまま、スタッフの目も憚らずおれの手を取り歩き出した。
「あっ…ん…潤…んっ…ふっ」
前を歩く潤の背に声を掛けると乗り込んだエレベーターの扉が閉じた途端監視カメラの視角に入り込むと唇を塞がれた。
クチュッピチャッチュクックチュッピチャッ。
潤の舌がいつになく激しくおれの口内を犯す。
地下へ向かうまでの間、唇が離れる事は無かった。
なるべく拒否をしないように潤の裾にしがみ付く。
人が乗って来ないかが心配で各階の表記されている数字が気になる。
“俺じゃぁ不服だったか? 足りなかったか?”とシャワー室で言った潤の言葉を思い出す。
キスに集中出来ないおれは潤にあっさり抱えられ、タイミング良く開いたエレベーターの扉から出ると、潤の車の後部座席に放り込まれた。
「智 一人でシな」
潤が車に差し込んだキーを回しながらミラー越しにおれを見据えた。
戸惑うおれに“家に着くまでソコで喘ぎ続けろ”と命令した。
潤の冷めた視線を浴びながらシャツのボタンを外して行く。
両胸の突起がさらけ出されたおれに“下も”と言う。
その冷めた口調に涙が込み上げてきた。
命令通りファスナーを降ろし下着から膨れ上がった自身を取り出した。
正直な自分の身体が情けない…コレじゃぁ…まるでお仕置きを待ってるとしか思えない…。
「んぁ…んっふっぁんぁぁんっ」
勃ち上がった自分自身に触れた。
先走りでグチャグチャに濡れる自身を擦り上げる。
潤に見られているのと、
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ