銀魂短編
□たまにはそういうのもいいんじゃない?
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「ただいまー」
「おー。***おかえり。銀さん腹減って死にそう」
「あーはいはい」
***は帰って来るなりベタベタくっついてくる恋人の頭を撫でて台所に向かう。
「冷蔵庫の中プリンといちご牛乳くらいしかねーぞ」
「だと思ってさっきコンビニでお弁当買ってきた。私も今日は疲れたよ。後輩のミスの後始末して、上に頭下げてさぁ」
「OLも大変だねぇ」
「しかも帰りに寄ったコンビニのトイレでさ、凄いもの見たの!!なんだと思う?」
「妖怪便所童子でも見たか?そりゃやべーな」
「違う違う。鍵かかってないからって開けようとしたらさ、中から女の声であんあん言ってるの聞こえてね、ノックしたら鍵かかって。男の声で人に聞かれて興奮してんのか?淫乱って聞こえたの!!トイレでヤってんの。ありえないよね。そのままお弁当買って帰って来ちゃったよ」
「ずいぶん大胆だなおい」
「ね。あ、トイレ行ってくるからそれ温めてて」
***がトイレに入り、扉を閉めようとした時だった。
「ちょっと銀ちゃんなにしてんの?閉められないんだけど」
銀時が扉を無理矢理開けて入ってきた。
「だってそんな話聞いたらさー。トイレプレイしてみたくなるじゃん?銀さん男の子よ」
「えー。ちょっと出てってよ。エッチなら後でするからさぁ」
中に入ってきた銀時が、ニヤリと笑って鍵をかけた。
「しょんべんしたいんでしょ?いーじゃんすれば。見ててやるからさ」
「はぁ!?バカじゃないのド変態!!」
「男はみんな変態なんですー」
「そんな趣味あったとはね。引くわ」
罵倒しても嫌な顔をしても、銀時は相変わらずニヤニヤ笑って***を見ているだけで何の効果もない。
「あんまり我慢すると病気になるぞー。それとも、おもらしプレイでもしたいのかー?」
「うっわ最悪…。どっも嫌」
トイレから出るには銀時をかわして、鍵を開けないと出られないのだが、銀時も隙がない。
「ほら、どーすんの?」
「あぁーもう!!」
やけになった***はスカートの中に手を入れて、自分でストッキングと下着を下す。そして便座に座り放尿を始める。
「あーあーあー。音なんか聞かせないよー!!あーあーあー」
「聞かせないって***が気付いてないだけで聞こえるってホラ」
***は口を塞がれた。「んんんー!!」と声にならない叫びをあげるが水音は耳に入ってくる。
「どんだけ我慢してたの?凄い音すんだけど」
あざ笑うように言われ、羞恥心に顔を赤く染め目に涙を溜めても、一度出したものは簡単には止まらない。
「その泣きそうな顔、そそられる」
出し切ると銀時は***の口から手を離した。
「銀ちゃんのばかぁ!!死ね、死んで詫びろばかやろー!!」
涙が頬を伝って流れ落ちて、落ちてもまた次々と流れてくる。
「え、ちょ、そんな泣くなって***」
「……」
「ちょっとした出来心だって。悪かった」
「じゃあっ、銀ちゃんの恥ずかしいとこも見せてよ」
***は銀時の少し膨らんだ股間をギュッとつかむと口元をゆがませ「今、私の目の前でオナニーして見せてよ」と言い放った。