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□臆病者
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あぁ 悲しいよ 悲しいよ
僕には他人を嫌う事なんて出来やしないよ
そんな僕は臆病者


嫌な感情、 苛立ち 怒り 妬み 嫉妬 憎しみ…まだまだある
一応そんな感情、いくらノー天気な僕でも心の底で溢れ出る事だってあるんです
「お前って悩みなさそう」
そんなわけないじゃん
そんな事言うお前は僕の事を理解していないわかってない分かろうとしていない
軽々しくそんなことを言わないで欲しい分かってるみたいな態度で僕に話し掛けないで
そんな事を言われた日にゃあもうその日は憂鬱だよ退屈だよ苦しいよ辛いよ



一応ノー天気な僕にだって悩みはあります悩んでます
でもそんな事言われたら相談だって出来ないよ
あぁそう、だからそんな僕はいつも相談役


そんな嫌な感情が僕の中で生まれた時にだって僕には他人を嫌う事は出来やしないよ
次の日にはそんな嫌な感情が僕の中で生まれたことさえも忘れてるよ気にしてないよ最悪だよ
それに気付いてまた凹み


あぁ 僕は臆病者
他人を嫌いになれない臆病者
憎しみなんて抱けないよ抱いても一瞬だよその日だけだよ
そんな僕は最悪なのかな?
でも最悪でいいや だって僕が僕であることは結構良いことだよと僕は自分を慰める
しょうがないよこんな悩みも人に打ち明けられないよわかってもらえないよ残念だよ
このままでは頭がパンクしそうだよむせ返りそうだよ呼吸するのももどかしいよ


臆病者の僕は他人を嫌う事をしないよ
僕は僕が嫌われる事を何より恐れているからそりゃないよ
嫌いは相手と自分の間を隔たてていることだと 僕は認識する息が詰まりそうだよ
まだ憎しみや妬みの方がマシだよ嫌うことはとても怖いよ
だからこれからも僕は他人を嫌うことはしないよ
そんな僕は 臆病者



後書き


うわっなんかダークだ…
少し俺に重ねて書いてたらなんか泣けてきました…うー。
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
下手な詩ですが…!!
では。

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