星のカービィ〜はるかぜ物語〜

□プロローグ
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ある日、何処からか「真っ黒な雲」がリップルスターにかかり始めました。
不思議な事にその雲はリップルスター全体にかかっていきました…。

怪しく思った妖精の「リボン」は急いで女王様の所に行きました。

リボン
「女王様!外の様子が変です!」

女王様
「これを持って逃げなさい」

女王様はリボンに大きな宝石を渡した。
それは「クリスタル」と呼ばれるリップルスターの宝物でした。

女王様
「あの雲はきっとこれを狙ってるに違いありません。このクリスタルは世界が変わるほどの強い力があるのです。だから決して渡すわけにはいけません!
さぁ、早くこの星から脱出しなさい!!」

リボン
「は、はい…!」

リボンがクリスタルに触れるとリボンの体にクリスタルが入っていった。

女王様
「今、あなたにはクリスタルの力が宿りました。これで宇宙空間にでても大丈夫です。さぁ、早く!」

リボンはリップルスターを出て宇宙を飛び始めた…。

それからリボンは何日も飛び続け、疲れがたまってきていた。


リボン
「つ、疲れたよ〜…。でも、もっと遠くに逃げなくちゃ…」

しかし、リボンは疲労のせいか、つい気をゆるめてしまった…。
気がつくと、前には大きな隕石が…!

リボン
「きゃっ…!」

リボンは、ぶつかるとバランスを崩し、黄色い星形の星に落ちて行ってしまった…。
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