星のカービィ‐shooting star story‐

□第3話 揺れる心
2ページ/14ページ

カービィと話をしたダークマターは、ゼロの元へ帰っていた…。

ダークマター
「只今戻りました…」

ダークマターは、ゼロの前にくると、頭を下げた…。

ゼロ
「ご苦労だったな…。その様子ではティンクルは…」

ゼロが目を細くしながら言うと、ダークマターはさらに頭を下げた…。

ダークマター
「はい…。「もう魔獣に戻る気はない」と…」

ダークマターがそう言うと、ゼロは静かに目を閉じた…。

ゼロ
「…愚かなヤツだ…。再び魔獣になれば最強の力を手に入れることが出来ると言うのに…」

ゼロが呆れながら言うと、ダークマターはニヤッと笑った…。

ダークマター
「フフフ…。ゼロ様、カービィは自分の本当の力を知りません…。それを分からせれば考えが変わるのでは…?」

ダークマターが、不気味に笑いながら言うと、ゼロもニヤッと笑った…。

ゼロ
「ククク…!お前には何か考えがあるのだな?…いいだろう、カービィが立ち寄りそうな星にある程度部下を配置したが、お前はウルルンスターを任せよう…」

ゼロは、不気味に笑うと、薄暗い部屋の奥へと消えた…。

すると、ダークマターは、部屋の端にいたメタナイトに話しかけた…。

ダークマター
「どうした?浮かない顔をしてるぞ」

ダークマターが珍しく心配そうに話しかけると、メタナイトは「フン…」と言って部屋を出ていった…。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ