long poem
□雨と大空 僕と君
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何もない この一本道も
君といたから 鮮やかに見えて
秋の冷たい 雨粒に
打たれても ほんのり温かかった
わかってる 君といた時も
ひとりの時も 何も違わない
それでも 懐かしい日々が
強い雨が降る度 揺り起こす
僕の中で眠っていた
夢物語は 雨に流れずに
それでも 君への想いが
青い澄んだ空に 滲んでく
僕の中で隠れていた
遺り火が 大空へ溶けていく
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