long poem

□雪泪
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冷たくなった指で君がもう微笑まないことを突き付けられる

僕は君を揺り起こすこともなく ただ静かにそっと顔を撫でる

君の温もりを感じられない僕の指は君のように冷たくて


雪が舞い落ちて君の頬を溶けた雪が流れて泪の様で
離れる二人を哀しむ様な君の見せた最後の切なさ
瞳を開けていた頃はそんな表情見せたことなかったのに



僕は君の前に立ちまだこの現実を受け入れられなくて泪も流れない

君は僕が幸せならば私がそばに居られなくても それが自分の幸せだと

だから あなたはあなたの幸せを探していいのよと力無く笑って

僕にはそんな器用な事できないよ 不器用でも君を想い続け

君しか見えない僕に他の幸せを探せるはずもなく

二人で一緒にいた時は君の方が僕しか見てなかったのに


雪が舞い落ちて君の頬を溶けた雪が流れて泪の様で
離れる二人を哀しむ様な君の見せた最後最後の切なさ
瞳を開けていた頃はそんな表情見せたことなかったのに

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