long poem

□嗚呼...ねぇ。
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静かにヒカリが灯る

マドガラス越しのヤケイがぼやけて

いつもクツを脱ぎ散らかす

僕にもう少しチカラがあれば

キレイに並べてあげられるのに



ずっと黙ってヒカリのツブを追いかけて
そんなジカンも好きだけど
君のグチを聞くジカンが多い方がいい



君が泣いたり、君が笑ったり
僕が鳴いたり、僕がじゃれたり
こんなにも穏やかなのに、ねぇ
何故かヘンな気がする

ああ、君がヒトだから



激しくケータイを置く

アメのオトがいつもより大きくて

いつもカタを震わせて

僕のセナカが真っ直ぐだったら

ヤサシク撫でてあげられるのに



ずっと黙ってミズのツブを追いかけて
そんなジカンも好きだけど
君のエガオを見るジカンが多い方がいい



君が泣いたり、君が笑ったり
僕が鳴いたり、僕がじゃれたり
こんなにも淋しいのに、ねぇ
何故かヘンな気がする

ああ、僕がヒトじゃないから


君が泣いたり、君が笑ったり
僕が鳴いたり、僕がじゃれたり
こんなにも穏やかなのに、ねぇ
何故かヘンな気がする

ああ、君がヒトだから


君が泣いたり、君が笑ったり
僕が鳴いたり、僕がじゃれたり
こんなにも淋しいのに、ねぇ
何故かヘンな気がする

ああ、僕がヒトじゃないから


ああ、僕がネコだから

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