短編、その他
□七夕
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今日は、7月7日七夕だ。織姫と彦星が1年1度、天の川を渡って会える日。
まぁ、遠距離恋愛の恋人同士が会える日みたいなもんだね。
『七夕 〜俺達はいつまでも一緒〜』
今日は土曜日学校が休みなので、旦那と2人で七夕の飾りつけをしている。
「去年までは家(実家)で皆とやってたから感じなかったけど、結構大変だね。」
「まぁ、2人だけだからな。しかし、頑張るぞ!」
「うん。頑張ろう。」
『何で、そんなに張り切ってるんだ?』
張り切る幸村を、不思議に思いながら、そんなことを考えていると。
「佐助!あとは、短冊に願い事を書くだけだぞ!」
と、幸村は佐助を呼ぶ。
「え?あっ!うん、今行くよ」
『まっ、いいか。旦那楽しそうだし。』
そして、2人で願い事を書く。
「ねぇ、旦那、願い事何書いたの?」
「お、教えぬ。」
「え〜いいじゃん、減るもんじゃないし。」
「それでも、絶対やだ!」
「なんで?良いじゃん。教えてよ。ね。」
「…うぅぅ〜。」
幸村は、佐助に押し負けて唸りを上げながら短冊を見せる。