NOVEL

□地下編
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僕は杉浦夢朶。

今、警察やってます…
特にこれといって大きな
事件には絡んだことがない
新米警官です…

素人です…はい…

真っ黒な空を見上げる…
白い斑点がいくつも見られる…
今日も星が綺麗だ…

今午前2時だけど…

2時だし車なんて殆ど通らない…
たまに見るくらい…

仕事が長引いた…
眠い目を擦りながら歩いた…

はやく家に帰って寝たい…

夢「ん…?」

遠くに赤く光るものが見えた…

遠くからでも分かる…

火事だ…

消防車のサイレンが
聞こえてきた…

夢「行ってみよう!!」

眠気なんて吹っ飛んだ…













夢「………。」

正直…想像してた火事の規模を
かなり超えていた…

凄い規模の火事だ…

とりあえず…
警察に連絡を…
って僕が警察じゃないか…

夢「……?」

人がいる…?

男性だ…

男「…ックックック…アハハハハハハハハ!!
あいツ…死んダかなぁ?アハハ!!
私ノ望みハ達成されタ…!!
全てはアの方ノお陰…
アハハハハハハハハ!!」

犯人だ…

あっちはまだこっちに
気づいてない…

捕まえれる…!!

男「アハハハハハハハハ!!!!」

なぜ逃げない…?

あの方って誰だ…?

……まさか……

最近ニュースとかで見る…
ウィルス感染者…!?

捕まえる……?僕が…?

そいえば…
ポケットにクロロホルムが
入っていることに気づいた…

これを使えば…

夢「………。」

行けるか…?

夢「…行ける…」

捕まえるんだ…

そろりそろりと男に忍び寄る…

今だ!!

男「グ…」

男の口にクロロホルムを
押し当てる…

夢「………」

男は眠った…




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