NOVEL
□側に…
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今日も今日とて残業だ。
日付けが変われば俺の誕生日だってのに
「今日中にこの書類を終わらせろ。
終わるまでは帰る事はならん。」
とかいって、隊長はさっさと帰っていちまった。
やってらんねぇ〜
大体この書類の期限は31日までだぜ?
勘違いしてんじゃないか?…隊長に限ってそれはないな。
「明日は否、明日も徹夜かな?」
毎年の事ながら誕生日なんてあってないようなもんだがな。
今年は出来れば休みたかった。
ルキアがその日に休みを取ったらしい…それってよ、俺を祝ってくれるって事だろ?
なんで知ってるかてと、浮竹隊長が言ってたからだ。
休みだからってはめを外すなって釘を刺しにきたんだよ!
あの人父親気分だよ、絶対に。
って事は隊長は息子?
…あり得ねぇ〜だって隊長だぜ?
「…はぁ、こんな事考えてねぇで仕事しよ。」
そうだよ、さっさと終わらせて寝よ。
これが済めば丸一日は休めなくても、定時には上がりてぇな。
晩飯ぐらいは一緒に喰えたらいいな。
いっちょやるか!!
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