BBS

▼書込み 

11/06(Thu) 12:18
置き詩失礼します^^



『物語ノ狭間』


始まりと終わりの狭間
取り残された物語

平等な摂理に従う者
理不尽な世界に抗う者
創造主(かれ)を愛せた者
創造主(かみ)を恨んだ者

誰しも同じことだろう
組み込まれた物語の中

気付けない 気付かない
自分が刻まれた絵本に

食い違う“幸福”
求め合う“終焉”

その先に見えるのは
破滅?再生?結論へ至る

幾度となく構築する世界
繰り返し続けて
また始まって終わるのなら
果ては何処にあるのだろうか

賢狼<ラルフ>は知る
永遠に“解答”は出ない


物語から外れた出会い
記されていない脚本

賢狼が見付けたのは
怯える一匹の子羊

世界の歪む音
崩れ始めた物語

静かに涙する乙女<ローレン>
怒りに燃える乙女<エルバ>

物語はどちらに転がるのだろうか?


***
スペースありがとうございました(*^∇^*)


「仮面と独裁者」管理人.理

11/07(Fri) 09:02
こちらこそありがとうございます^^
ksetra



ローレンの涙はサファイアへと
エルバの怒りはルビーへと
変わりゆく
生まれ落ちる

誰を愛し、誰を咎めた?
ラルフが先読みした未来に
残される命は果たして?

ローレンは言う
「貴方が全てでしょう。けれど世界が余りに脆く崩れ去ってしまう事が私には耐えられないのです。」

エルバは言う
「貴方が全てなのか?そんな世界が待っていると唄うなら抗おう。私の全身全霊を込めた怒りを持って。」

幸福は訪れる気配すら無く
終焉は直ぐ側で嘲笑う

破壊は何もかもを打ち消し
再生は澱んで霧散した

彼の人は言う
「ヒトは学ぶ事を知らない。知らないばかりか見向きもしない。学ぶべき事は常に隣に在るというのにも関わらず。」

それは自らも同じ
最後に自分さえ陥れた

いつかのサファイアは砕け散り
ルビーは輝きを燻らせた

嘆き明かした夜に月
日毎迎える朝に光

世界が消える時
耽る想いは何処へ往く

時が止まったローレンと
止められたエルバと
彼女らを抱きしめたラルフは
この物語の結末に居たのか
それとも始まりに居たのか
其れを知る者は哀しき哉、一人も居ない

 

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