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□罪
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「つっかれたぁー!!」


田島の叫び声で俺達の初ツアーが終わった。


「あー!シャワー浴びたい、寝たい、飯食いたい、花井に会いたい!」
「落ち着けって、それだけ元気ならまだ余裕だろ」
「三橋もお疲れさま。大丈夫?」
「う、ん。私、まだ大丈夫、だよ!」


栄口が三橋を撫でると嬉しそうに三橋は目を細めた。


「そろそろ出ないと帰りの飛行機間に合わないぞ」


阿部が(珍しく)皆を呼びに来た為、急いで荷物をまとめて車へ乗り空港へ向かった。

飛行機の中でうたた寝したら、あっという間に東京。


「送るからさっさと乗れ」


阿部が(これまた珍しく)皆を送ると車のドアを開ける。助手席には勿論三橋。


「あー、俺これから寄るとこあるからタクシー使う」
「なんか用事?」
「わかった!男だろ!?」


からかう田島を栄口が無理矢理車に乗せて、阿部の車は走って行った。



タクシーに乗って目的地を告げると、俺は再び眠りの淵に落ちて行った。




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