山雫ノ涙‡詩

□無題 3
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君と僕とでつないだ手は
約束のしるし

この手をつないだ時から
僕と君は

友達

君が困っていたら
僕は助ける
僕が困っていたら
君が助けてくれるという

何気なくつないだ手だけれど
そんな思いが詰まっている



この手つないだ時から
君と僕は

心がつながった

よく一緒にいるけれど
お互いのことなんて
よくわかっていなかったのかも
ただ二人でいれば
それでよかったのかもしれない
でも
それだけじゃ物足りなくて
二人で手をつないだ

そしたら

心がかよった気がした



手をつなぐ機会なんて
そうそうない

だから

手をつなぐことが
とても新鮮に思えた
お互いの手を握って
互いの存在を確かめて
あぁ いるんだなって
思えた

なんだか
心があたたかくなった

ふんわりと

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