本作主人公。
普段は手作り弁当屋“玉手箱”で働いており、店主である氷澤湊、咸海の兄弟とは幼馴染みで家族ぐるみの付き合いがある親しい間柄。
五歳の時に事故に合い、両親が他界。
現在は一人で暮らしている。
経済面などの理由から高校には通っていないが、将来は湊のような弁当屋を持ちたいという夢を持っており、日々励んでいる。


性格はおとなしく優しい。人が良く真面目で、誰に対しても献身的配慮ができる。
そのぶん押しや主張が弱く、面倒事にも巻き込まれやすいが、芯が強いためどんな状況であっても自分の意思を失わずに物事を悟ることができる。

人の苦悩や悲しみなどには敏感に反応を示しやすく、力になろうと思う気持ちが強いという一面も。
それには過去、両親を失ったことによる自身の傷が起因していると思われる…。


周囲への気遣いや察知能力は高いが、自分のこと…特に恋愛面…に関しては咸海に呆れられるほど鈍い。