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創作めも
没か採用かは未定
◆舞姫 

何もない真っ白な世界で、恍惚と踊る片割れの夢を見た。
 
「リン。」
 
呼び掛けられた声が、俺の意識を現実に引き戻す。
 
「大丈夫?」
 
心配そうな表情で俺を見ていることは、はっきりとしない薄暗の中でも容易に解った。
強引に抱き寄せて、温かさに少しだけ安心した。
 
どんな夢を見ていたかなんて、知ってるだろうに。
 
俺はずっと、愛しい片割れがいつか白い虚無へいってしまうだろうことを、畏れている。

2021/12/25(Sat) 23:05 

◆舞姫 

俺は、あいつらが物理的にどうこうなってても、別に構わねーんだよ。
それぞれ何処の虫やら馬の骨やらとくっつくよか、あいつら二人でくっついてた方が断然マシ。むしろ兄ちゃんとしては、可愛い弟と可愛い妹がくっついてるなんて、最高じゃん?子どもなんてできたら、天使確実だしな。
 
怖いのは、物理的じゃないときの方なんだよ。
 
双子語って知ってるか?ガキんときに、双子の間でだけで通じる言葉ってやつ。
あいつら、そうだったんだよ。しかも小学校上がるまで。っつても、5才位には普通に話せもしてたから、バイリンガルみたいな?
まぁ、それに関しては、俺も、弟と妹が仲良くて可愛いなって思ってたんだけど。小学校入ったら、全然なくなったし。
 
怖いのはこっから。
年少出て、1ヶ月位したときだったかな。
二人でソファーに並んで、ぴったりくっついててさ。
年少いる間って、月1位の面会しかできないから、出てきた後はその分を埋めるみたいに結構しゅっちゅうくっついてて、それ自体は可愛いだけだったんだけど。
 
あの日は、突然、二人して笑い出したんだよ。
 
ただ、くっついてただけ。
テレビ点いてたとか、雑誌見てたとか、勿論会話してたとかでもないの。
可愛いなーって、俺眺めてたんだもん。
 
はぁ?と思って、何って訊いたらさ、二人してぽかーんとした顔してさ、「兄ちゃんも、俺達の話聴いてただろ。」って。
今度は、こっちがぽかーんだよ。俺の耳、可笑しくなったかなって。
あいつらが言うには、二人で普通にお喋りしてたんだと。俺にも聞こえるボリュームで。
でも俺、何にも聞いてないの。
 
俺の弟と妹、ガチでやべぇって思ったよ。
 
双子語って、言葉介さなくてもなんとなーく解り合えちゃうってのも影響してるらしくてさ。
だから、以心伝心みたいなもんって言う奴もいるらしいんだけど、中坊にもなって、目の前でやられてみ。
流石の俺でも、可愛い超えて、怖かった。
 
あのときと比べればさ、あいつらがヤってる位、なんてことないわけ。
物理的じゃないときのが、よっぽどヤバいんだから。

2021/12/25(Sat) 22:32 

◆no title 

あいよりこいし

2021/12/15(Wed) 01:21 

◆黒百合 

スネイプ教授、セシリアをパーティーに誘っても?
 
…セシリアを誘うのに、我輩の許可は必要かね…。
 
ほら、スネイプ教授も良いってさ!
セシリア。僕とパーティーに行ってくれませんか。
 
 
 
セブルス、どうしよう。ダンスに誘われちゃった。
 
…この間、我輩の目の前で誘われていただろう。
 
この間のは、パーティーそのものに誘われたのよ!
ダンスのパーティーとしてまで誘われるなんて思わなかったもの。
どうしよう、私、踊ったことなんてないわ。
 
…ルーピンにでも頼め…。
 
 
 
セブルス!セシリアの練習相手は君が務めるべきだ。
 
何故だ。どうせ暇にしてるのだろう。
 
これでも一応、働いてるんだよ。内職みたいな仕事ばかりだけれど…って、そうじゃない、僕の状況は関係ないよ。
考えてもみてごらん。自分と踊るためとはいえ、好きな子が自分以外の男と踊るなんて嫌だろ。
その点、君なら大丈夫。だって家族なんだから!

2021/11/27(Sat) 02:42 

◆黒百合 

1日後れになってしまって、ごめんなさい。
リクエストしてくれたホリデーブラマンジェを作ってみたの。

2021/11/23(Tue) 14:43 

◆貴族 

これから言うことは、決して後にも先にもない、今だけの話だ。
だからお前も今答えてくれ。
 
もし、お前がマスター以外の貴族を鏖にしたいと望むなら、手を貸そう。
お前と共に、私も貴族を殺し尽くすよ。
 
 
 
そうね、そうしてしまいたいわ。
そうしてしまいたいのだけれど、でも、駄目ね。
ラザクが命を懸けて守ろうとしたものを、私が壊すわけには、いかないでしょ。
あの子が、命を懸けて守ったものだもの。

2021/08/20(Fri) 00:35 

◆貴族 

マスターは生きることを赦してくれた人。
フランは生きることを教えてくれた人。

2021/08/08(Sun) 03:13 

◆貴族 

全く二人して何をしているんですか。
 
(珍しい。フランケンが二人に声を荒げるなんて何事だ。何だか髪も濡れているようだし。)
 
この様子だと、今晩が初めてじゃありませんね。
こら、目を逸らさない!
 
 
夕飯が足りていませんでしたか、マスター。
 
恵美が言っていた。デザートは別腹だと。
 
ラーメンはデザートじゃありません。
 
 
器に入ったものは、袋に入ったものとは、異なる赴きがある。
 
夜に、しかもフランに内緒で食べるっていうのが、また背徳の味って感じで、更に良いのですよね。
 
健康を考えなさい。
 
 
食べるなら、このミニサイズにすること。
それと、夕飯の炭水化物を少し減らします。
既製品は味が濃いので、後で喉が渇くといけません。ちゃんとお茶も飲むように。
 
(お前が一番甘やかしてるんじゃないか。)

2021/08/06(Fri) 01:12 

◆貴族 

儂は、エリザベスは良い子だと思っておる。
常に礼節を守り、穏やかで朗らかで、周囲への気配りも怠らぬ。そして何より人間として生きるという自身の選択に恥じることのない生き方をしている。
だからこそ、ディオダティの力があの子を飲み込むことがないよう、しっかりとした貴族、できることなら純粋血統の貴族を伴侶にすべきだと、今でも考えておる。
娘のようにすら思っているよ。本当だ。我が子のように、時が許す限り平穏に、幸せにあってほしいと。
 
だが。
それだというのに、息子の嫁に来いとは、言ってやることが出来ん。
人間だからではない。ディオダティの血を引くからだ。それだけ、貴族にとって、同じ貴族であるはずのあの血筋は異質なのだ。
息子の嫁として申し分ない子だ。娘になったらどんなに良いことかと心の底から思う。
すまない、フランケンシュタイン。
不甲斐ない儂を、許してくれ。
 
 
許してくれも何も、エリザベスは私の妻だ。
ゲシュテル。お前が、お前の息子という例を出してくれたお陰で、具体的にエリザベスが私の妻ではなくなるということの想像が出来た。
んなもん、受け入れられるか。
私は、マスターに時折窘められる程度とはいえ、身勝手な奴だ。
エリザベスと結婚すると決めたとき、何があろうと其の身勝手を貫くと決めたんだ。本来は純粋な貴族を伴侶にすべきだろうと何だろうと、誰にも渡すものかと。生涯、いや、死んでも。
私がエリザベスの夫で、エリザベスは私の妻だ。
 
考えようによっては、現状だって、とても大切な宝石を立派な宝石箱に仕舞っているようなものだ。
悪くない。

今日は素直に、心から感謝するよ、ゲシュテル。
エリザベスは、私の妻だ。

2021/08/05(Thu) 01:50 

◆貴族 

兄貴は知ってたの?

ルケドニアにいた頃に、本人から貴族と人間のハーフだということはきいていた。父君が人間、母君が貴族だと。
母君がディオダティの者だとはきいていなかったが。
 
 
エリザベスがディオダティの血筋だったとして、大きな問題はあるのだろうか。
俺達は、エリザベスから害を加えられたことはないだろう。いつも良くしてもらっている。
あくまで仮定の話として、もし精神支配で俺達を良いようにしていたとして、今までそれで何か不都合が生じたことがあったか。害されたと感じたり、不快に感じたことが?
 
仮定の通り、精神支配を受けていたとしたら、今このときも俺達の判断は何の役にも立たない。
客観的な判断を仰ぐべきは、M-21達やライジェル様のご友人なのでは。彼等からみて、エリザベスは、エリザベスと俺達の関係はどう見えているか。
 
 
俺達に接するのと対した違いはないと思うが。
 
多少セーラには同性としての気楽さがあるか?
 
あと、ラザク様に対しては特に甘やかしてる気はします!

2021/07/31(Sat) 21:59 

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