お礼SS[肩書き]



ルーク 「俺もかっこいい肩書きが欲しい!」

カイト 「えっ…いきなりどうしたんだ?」

セネル 「肩書き?」

ユーリ 「悪ィ。遅れた」

アスベル 「久しぶり、ユーリ」

ユーリ 「お!アスベルじゃねーか。…あ?ヴェイグはいねーのか」

カイト 「うん。何か近所の人とピーチパイ作るんだってさ」

ルーク 「おうおうおう!“凛々の明星”のユーリさんよォ」

セネル 「いきなり絡んでやるなよ…」

ユーリ 「で?コイツは何でこんなにテンションが高いんだ?」

カイト 「何かかっこいい肩書きが欲しいんだってさ」

ユーリ 「肩書きだぁ?」

セネル 「そんなこと言われても…俺達だって無いぞ?」

ルーク 「セネルは“マリントルーパー”…かっこいいじゃん!」

セネル 「…あぁ」

カイト 「確かに、かっこいいかも…」

ルーク 「カイトは“ヴァリアント”」

カイト 「…見習い、だけどな」

ルーク 「しかも“ドラグナー”の末裔だとか!」

ユーリ 「なるほどな。んで…アスベルに関してはラントの“領主”様、か」

アスベル 「…あれ?ルークは皇族じゃ…」

カイト 「…!!本当じゃんっ」

セネル 「立派すぎる肩書きだな」

ユーリ 「言ったら…お前が1番スゲーよ」

ルーク 「違う。なんっか違うんだよ!」

アスベル 「何が違うんだ?」

ルーク 「皇族なんてありきたりな、」

カイト 「いやいやっ。めずらしいから!アンタらは身近だけど俺の世界では城ですらめずらしいからっ」

ユーリ 「まぁ仲間にいるしなぁ。王位継承権持ちのお姫様」

アスベル 「こっちに至っては国王陛下が仲間にいるよ」

ルーク 「だろ〜?」

セネル 「俺の仲間には王族とか大層なヤツはいないな」

アスベル 「あれ?貴族いなかったか?」

カイト 「ヴァレンス家だっけ」

セネル 「…元貴族、になるな。クロエの家は」

ルーク 「お家騒動ってヤツだな!」

ユーリ 「違うだろ」



ユーリ 「…つか、肩書き云々どうなった」





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