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□これが恋だというのなら
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そんな気持ちを抱えながら過ごしてた。オレのこの気持ちは、伝えないまま。
あの笑顔を見たのは、リング争奪戦が初めてだった。
中学生のあいつらには辛い戦いで、勝期だって少なかった。
でも、タケシは勝った。身体の酷い傷と、スクアーロの命を代償に。
純粋で強くて弱いタケシは、
それでも笑って見せた。
その顔は止めてくれよ。それは、笑顔って言わねぇんだぜ?
オレは、お前の素顔が見たいんだ。
そう言ったのが、ちょうどこっちに帰ってくる一週間前の日。
俺達がコイビト、になった日だ。
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