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□ぐるぐるぐるぐる
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最初は、まさか、それが恋だなんて思わなかった。
だって、その人はあまりに近すぎた。
オレにとって、言ってみれば兄のようなもんだったから。

いつからだったんだろう、彼を目で追うようになっていたのは。
彼を見て、自分の何処が熱くなるような気がしていたのは。
恋に落ちた瞬間、なんて知らない。わからない。
きっと、出会った瞬間から、彼への執着は始まっていた。
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