三国志書物1

□春夢心地
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吐く息が白く染まるほど冷えた空気が、寝所を包み込んでいた
寝台の上には 2人の影  どちらもいい体つきをしている という事は男?
寝ているのは 張遼と夏候惇である 何故同じ寝台で寝ているかはまた後ほどお教えしよう(良いよ知らなくて)
と、とにかく 二人仲良く寝ているのだ!(仲良いかどうかは分からんが)


と、夏候惇が身体を捻る  寒いらしく 二人で使っている掛け布団を引っぺがして自分だけのものとしようとする
掛け布団を奪われた張遼は あまりの寒さに
「へっくしゅ」
くしゃみをするが夏候惇はお構い無しに 一人ぬくぬくと気持ちよさそうに寝ている
張遼は惚れた弱みか 文句を言って起こすのも躊躇われ、結局そのまま起こさないで一晩を過ごす羽目と成った
まあ ちゃっかりと夏候惇にくっついて 寝れたようなので 幸せそうな顔をしてはいたが
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