12/03の日記
21:59
イノセンス
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繰り返しの毎日ってどうなの?
って10代の頃は思ってました。
毎日、同じ繰り返し。
反復作業。
それって、何が楽しいんだよ?
的な。
実際のところ、やっぱ10代の頃は多感な方が良いと俺は思います。
そうゆうのも、一つ一つ大事な経験なんだと思います。
上も下も、23のお前が何様?って思うだろうけど、結局のところ、そんな感じです。
10代も20代もそんな感じです。
常識と覚悟があるだけで、10代となんら変わらないと思います。
さて、話は本題。
毎日の繰り返し。
俺は仕事場に行く時は電車を使うけど、帰りは殆ど歩きです。
あんまり遠く無いから、歩いても全然帰れる。
毎日電車に乗り、仕事をして、歩いて帰る。
月曜から金曜はこれの繰り返しです。
こう見ると、つまらないですよね?
何だか、シンプル過ぎませんか?
でも、俺はこれが好きなんです。
見下ろすような目でこの行動を見ればシンプルだけど、実際は違う。
今日、いつもの場所で、いつもの光景があった。
タコ焼きの露店を営むホームレスのオヤジと、若いギャル的な女の子。
初めて見た時は、何この組み合わせ?
って思いました。
普通に考えておかしいでしょ?
何がどうなってるか意味分からず、初めて見た時は度肝抜かれました。
それから何日が歩いて帰ると、断片的ではあるが、彼等のストーリーが見える。
女の子がふて腐れたように座ってる姿。
寒空の下で、露店の台の上で仲良く食事をしている姿。
談笑している姿。
たまには、そこに誰もいない時もある。
どうですか?
毎日が繰り返しの日々なのに、楽しいよね?
俺が繰り返しを選ばなかったら、こんなストーリーには出会わなかった。
そのストーリーの詳細は分からない。
彼等が親子なのか?
はたまた恋人なのか?
ただ、寂しいから共にいるのか?
どういう経緯なのか?
少し気になりません?
確かに、繰り返しの毎日ではあるけど、常に何かが変化してる。
仕事終わった時に吸うタバコの時間。
いつものメンバーだけど、会話の内容は違う。
繰り返しが嫌なら、意識を変えてみればいい。
思ったより、楽しい世界があります。
全部が表面的なら、表面を楽しめば良い。
見たものを自分のフィルターに通して、頭で感じればいい。
自分自身が曲がって無ければ、こんな変哲も無い毎日が楽しく感じる。
そう気付いた今日。
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