07/23の日記

20:34
大佐が風邪を引きました
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「風邪をこじらせてダウンか……。情けないな…」




うとうとし始めた時。









「リザ〜?」







シャッとカーテンが引かれて、リザが顔を覗かせる。




「超能力者ですか?」

「へへ。わかるよ、リザの足音は」

「……。体調、どうですか?」

「ん〜…。まだちょっとダルいかな」

「……」

「情けないな、私は。部下を取られたくらいで躍起になって…。自分の健康管理すらロクに出来ない…。キミにまた、迷惑を掛けた…」

「そんなこと…」

「仕事、抜け出してきてくれたんだろ?」

「…気にしないでください。もう少し、休んでいて下さいね」

「………うん」

「じゃぁ、私、行きますね」

「えっ。もういっちゃうの?」

「仕事終えたら、また来ますから」

「やだぁ。寝るまで傍に居てよ〜。ねぇ、お願いリザ〜」

「もぅ…」

「お願い…リザ〜。もう少し、傍に居てよ…」

「わかりました!傍に居ますから、安静にしていてください!」

「ん。」

「…なんですか?この手?」

「だって、どっか行っちゃったら嫌だもん。だから、手」

「……はいはい」

「は〜。リザの手、暖かくて柔らかくて、安心する」

「何言ってるんですか…。全然柔かくなんか…」

「え〜?柔らかいよ」

「でも…。毎日銃握ってるから節くれ立ってるし…」

「私は好きだよ、キミの手。この手は、私の為だけに在るんだろう?だから、大好きだよ」

「…ばか」

「あれ?顔真っ赤だよ?」



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強制終了っ!!


大佐のキャラが途中で崩壊して焦ったー。
風邪引いて幼児退行しちゃったんだね、彼は!!

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