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□向日葵の約束
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好きよ。
大好き。
これから先、何年、何十年、何百年と時が流れようと、
私はあなただけが………
ス キ 。
―――――――――
―――――……
―――…
暖かい陽射し。
見上げた空は果てしない蒼が続いていて、丁度良い具合に雲が散らばってバランスを保っている。
そんな空を見上げながら、セーはふとため息をついた。
「…はぁ………」
どうしてため息なんて出るのかしら。
ううん、理由は分かってるはず。
クーに会いたい。
想いは通じ合ってる。
それは自分でも分かっている。
クーは私に優しくしてくれる。
それは嬉しい。
クーが私に優しくしてくれる度、私はまた、どんどんクーを好きになる。
私は幸せもの。
でも、私は―――
最近、クーと居ると、もっと側に居たいと思ってしまう。
もっと触れたいと思ってしまう。
この気持ちは、おかしいのでしょうか……。