小説(テニプリ)
□最強の彼。
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が。
不二の唇に、口を塞がれた。
「ちょっ、不二…!」
体温が右肩上がりの直線を描いた。
「お化けさん、悪いけど、僕のなので」
不二の手が俺の腰に回る。
口を「え」の形にしたまま石化するお化け…いや、お化け役の女。
「ほら英二、行くよ」
不二が俺の手を少し乱暴に引く。
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