蒼水の零

□始まりの零
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目の前に広がる景色は一面の青、碧、蒼。
きつい、辛い、そう思い少年はその重たい顔を水面からあげた。
思いっきり口から息を吸う。
そして一秒も満たない間にまた顔を水中に押し付けた。
その瞬間、水しぶきが吹き上がり、またその腕で交互に水を掻き出した。
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