スマブラX小説2

□風邪U

トゥーン「でも、くしゃみはなかなか止まらないね」

ワリオ「くしゃみくらいなら俺様はどうってことねぇぜ!」




一方…



フォックス「わかんねぇもんだな…」

リュカ「なにがですか?」

フォックス「『馬鹿は風邪をひかない』っとかいうのに…」


デデデ「たしかにな…」

ウルフ「一番風邪引きそうにないやつが風邪引きだすからな。まぁ、この鳥は馬鹿で風邪引きそうだけどな」


ファルコ「んだとぉ!?」

サムス「ゼルダ姫、今のところワリオの調子はどうなの?」


ゼルダ「だいぶよくなってきてますよ」

トキリン「トワ姫、ワリオに風邪うつされないように気をつけろよ」

ゼルダ「あ、はい」


トキゼル「トワ姫ちゃん、ほんとに偉いわね」

コリン「姫も見習わないとね」

トキゼル「そうね」



その後、3人の看病により、1日で驚異的に回復していくワリオ



翌日…


マリオ「あ〜、ねむてぇ…」

ワリオ「ダァーッハッハ!風邪から復活したワリオ様のお通りだ〜!」



ドカーン!!


マリオ「どわぁ!ってお前もう治ったのか!?」

ワリオ「俺様はお前と違って体は丈夫だぜチビ!」

マリオ「なんだとこのやろ〜!」


いつものワリオが復活しました。











が…



サムス「ワリオが元気になったのはいいけど、あとの3人は大丈夫かしら?」


ネス「トゥーンはピンピンだけど…」


すると、リンクがちょっと急いだ様子で起きた


ピーチ「あら、おはようリンク」

リンク「おはようございます」


挨拶をして、そして氷を袋にいれはじめた…


サムス「どうかしたの?リンク」

リンク「いえ、ちょっとゼルダが体調崩してしまったみたいで…」


全員「え…」


どうやらゼルダは、ワリオに風邪をうつされてしまったようだ…


ヨッシー「ありゃりゃ…」

ルカリオ「しかたがないかもな…」

トキゼル「トワ姫ちゃんかわいそう…」

トキリン「ほんと、だれかさんのせいで…」

リンク以外ワリオをチラッとみる…


ワリオ「おい!お前ら俺様のせいだって言うんか!」

ディディー「どう考えてもそうでしょ」

アイク「お前以外に考えられん」

ワリオ「うるせ〜!」


ガノンドロフ「ふん、ざまぁないな…」

トキリン「お前は黙れや」

ガノンドロフ「小僧が…」

サムス「あんたらが喧嘩してどうすんのよ…」

リンク「すいません。朝食は先に食べて下さい。俺は後でいいので」


サムス「わかったわ」



リンクはゼルダの元へ急いで行った


メタナイト「大変だな…。リンクは」

ポポ「昨日はワリオさん、今日はゼルダ姫の看病ですからね」


ナナ「リンクさんを手伝った方が…」


ピーチ「わかってないわねぇ。ゼルダ姫の看病はリンクに任していいのよ♪」



ポポ「いいのかな…」


トゥーン「まぁ、兄貴だから大丈夫だよ」

ナナ「そうね…」



一方…


リンク「大丈夫か?ゼルダ」

ゼルダ「はい…、ごめんなさいリンク…。また迷惑かけてしまって…」


リンク「きにすることはないさ。今日は無理しないようにな」

ゼルダ「ええ…」


リンク「朝食もってくるから、ちょっと待っててくれ」


そう言ってリンクは部屋から出た



一方…



ワリオ「だーからお前らはなんで俺様のせいにするんじゃい!」

トキリン「どう考えてもお前だろ!」

アイク「まったくだ…」


なんかもみ合いになってます…



マリオ「お前ほんっとめんどくせぇ奴だな!」

ワリオ「うるせ〜!あんまり俺様責めると最大パワーでワリオっぺかましてやるぜ!」


全員「(それはやめて!!)」


リンク「ワリオさんストップ!」


ワリオ「あ?」


リンク「あんまりワリオさん責めないでください。ワリオさんだって悪気があってしたわけじゃないんですから」


トキリン「でもよ…」


リンク「ゼルダ自身も仕方がないことだとわかってますし、そんなことで怒りはしません。だからワリオさんにばかり責めないでください」


サムス「まぁ、確かにそうなってしまうのは仕方ないわね」



リンクの説得で一気に静まりました…


スネーク「リンクがそこまでいうならな…。仕方ないな…」


リュカ「リンクさん、今ゼルダ姫の様子はどうなんですか?」

リンク「とりあえず安静にしてる。そんなにひどくはないと思うよ」


ワリオ「……」


ワリオは黙っている…



リンク「ちょっと朝食持っていきます」


ワリオ「リンク…」


リンク「はい?」



ワリオ「お前は良い奴だ〜!!」
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