スマブラX小説2

□夏祭り

ガノンドロフ「俺はパスしたいところだな」
マスター「なんでだ?」
ガノンドロフ「俺には祭りなんて平和な行事に参加するような人間じゃねぇだろ。これまでに俺はどれだけ人に迷惑をかけたと思ってんだ?」

マスター「なんだ、まだそんなこときにしてんのか」

リンク「確かにガノンドロフは人に迷惑をかけすぎてるけど、いつまでも気にしても変わらないままだぞ」

ゼルダ「堅いこといわずに参加してもいいんじゃないですか?」

ガノンドロフ「……、お人好しどもが…、行けばいいんだろ」

トゥーン「マスターハンド、お祭りはいつ始まるの?」

マスター「えーっとな…、6時30分からだ」

マリオ「それだったら、晩ご飯はむこうで食った方がよさそうだな」

ピーチ「やっと私たちの手を休められますわね」

サムス「そうね」

ファルコン「残念だぜ…」

ピーチ「あら?どうして?」

ファルコン「サムスの手作り料理が食えないなんて(ボカッ!!)ゴホォア!!」

サムス「それ以上はしゃべらせないわよ…」

アイク「いつの間に殴ったんだ…(汗)」
クッパ「音速の鉄拳制裁だな!サムス!」

サムス「変な言い方しないで…」

マスター「おー、そうだいうの忘れたが、お祭りにいくなら人間は浴衣を着ていくのだぞ!」

大半の人間キャラ「ゆかた?」

マスター「ん?お前たち浴衣も知らないのか?」

大半の人間キャラ「知らない」

ピーチ「簡単に言うならば、お祭りに着ていく服のことよ!」
マスター「その通り!せっかくだから、人間キャラは全員試着してみな!」














マルス「…、なんかすごい変わった服装だね…」

アイク「そうだな…」

ポケトレ「こうみるとみんななんだか似つかわしくないね…」
スネーク「普段着と違うと着心地が悪いな…」

リュカ「ガノンさんに関しては、ちょっとこわい…」

ガノンドロフ「…、ほっとけ…」



みんな違和感ありまくりのようです。





1人を除いて…


ポポ「ただ…」

ネス「ねぇ…」

トゥーン「兄貴だけ全然違和感ない…」

ナナ「ごもっとも…」

なぜかリンクだけものすごく似合っているという…


大人達「(なんでリンクだけこんなに似合ってやがんだ…)」


若干うらやましいのか、憎たらしいのかわからないオーラが漂う大人達…


リンク「(なぜかみんなから殺意を感じるな…)」


すると…


「お待たせ〜。女性陣着替え終わったよ〜」

ヨッシー「だそうですよ」


マスター「まずはサムス!」




サムス「なんかあれね、お年寄りが着そうな服装ね」

大人達「に、似合ってる…」


サムスは青色の浴衣を着ていた。


アイク「似合ってるじゃないか…」

サムス「あら、アイクは随分違和感あるわね」

アイク「まぁな…」

マスター「次はゼルダ」



ゼルダ「ん〜、着心地は悪くはないですけど…」

大人達「かわいい…」


大人達絶賛…


ゼルダは白い浴衣を着ている


リンク「………(照)」


ちょっと見とれてるリンク(コラ


ゼルダ「ど、どうですか?リンク」

リンク「似合ってるよ。ゼルダ」

ゼルダ「ほんとですか!」


マリオ「今思ったんだが…」

マスター「あ?」

マリオ「なんで俺とルイージとワリオの浴衣はないわけ?」

マスター「おまえらに合うサイズがなかったからに決まってるだろ」

マリオ「はぁ!?」


マリオはどうやらサイズがなかったらしい…


マリオ「浴衣着たかったのによ…」

ワリオ「着ないで正解だぜ!おまえは絶対似合わねーしよ!」
マリオ「だまれぃ!!」

ルイージ「兄さん落ち着いて…」


ピーチ「あらあら、私を忘れてもらっては困るわよ」

マリオ「おっ、ピーチ姫も着替え……(ぶー!)」


マリオは鼻血を出して倒れた…


ピーチ「どうかしら?みんな」

ヨッシー「似合ってますね〜!」

ドンキー「まさかのミニスカの浴衣!?」

ディディー「あるんだ!?」


ピーチはピンク色の浴衣を着ているが、ミニスカのように丈が少し短め。


ゼルダ「ピーチ姫、ものすごくお似合いですね」

ピーチ「あら、マリオったらどうしたの?」

ワリオ「鼻血出して倒れてやがるぜ!この馬鹿」

マリオ「馬鹿言うな!」

ピーチ「どう?マリオ似合ってる?」

マリオ「いや〜もう驚くほど似合ってるよ…」

ピーチ「マリオったらお上手ね♪」


ピカチュウ「ピカチュ…」


実は浴衣を着てみたいと思うピカチュウである…



試着を終えて…
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