スマブラX小説2

□男たちの夜の宴会

リンク「さてと…」


トキリン「おっ、トワ〜」


リンク「あ、トキさん。どうしたんですか?」


トキリン「マリオから話聞いたか?大体の奴は聞いてるから、一応聞いとこうと思ってな」


リンク「マリオさんからですか?いや、聞いてないですが…」


トキリン「あ、そうなのか?実はよ、今日の夜中に男は全員参加で宴会するぞ!って言い出してよ。なんか随分張り切ってんだよ」


リンク「かなり急ですね(汗)」


トキリン「でも、意外と賛同した奴が多くて、それで男はみんな誘うようにしろ!ってことで、みんなに話を広めてる訳だ」



言い出しっぺはどうやらマリオのようだ



トキリン「それで、トワはどうするんだ?一応俺は参加するけどよ」


リンク「折角なので、参加します。たまにはそういったことも良いですしね」


トキリン「そうこなくちゃ!」


ウルフ「全く、いかにもあのヒゲが考えそうな事だな」


リンク「あ、ウルフさん」


ウルフ「よう」


トキリン「とか言ってるウルフも参加するんだろ?」


ウルフ「一応参加してやるだけだ。たまには酒も飲みてえからな」


トキリン「意外。ウルフは酒好きなイメージが伺えるのに、あんまり飲まないのか?」


ウルフ「そんなに飲まねえよ。俺はそんな酒飲みになった覚えはない。ついでに聞いておくが、お前らは飲めるのか」


トキリン「俺は一応飲めるぜ」←つまり成年


リンク「まだ飲めませんね」←つまり未成年


ウルフ「そうか。出来ることなら、リンクに酒を勧めてやりたかったが、仕方ねえな」


リンク「気を使わせてすいません」


トキリン「わざわざ確認するとはな…。ほんとに意外だけど気が利くな…」


ウルフ「俺をあのアホ共と一緒にするな。それくらい出来て当たり前だ」


トキリン「(マリオ達が聞いたら怒るぞ(汗))」


ウルフ「他の奴にも声をかけとけ。どうせ言わねえと、またやかましいだけだからな」



といって、ウルフは自室の方へ戻りました



トキリン「ウルフって、賞金首なのになんであんなに常識あるんだ?そこが不思議で仕方ないな…」


リンク「それはかなり失礼ですよトキさん(汗)」



おっしゃる通りです



トキリン「とりあえず、子供たちにも一応聞いてみるか。トワも、誰かに声かけといてくれ」


リンク「わかりました」







てなわけで…





トキリン「おーいトゥーン」


トゥーン「はいはーい!どうしたのトキさん」


トキリン「今日マリオが宴会するぞって言ってるから、他のみんなにも伝えといてくれ。あ、ナナは除いてな」


トゥーン「お安いご用!でも、なんでナナは除くの?」


トキリン「そうしないと、ナナ以外全員男というナナが苦痛でしかない状況になるからだ


トゥーン「な、なるほど(汗)。了解しました!」


トキリン「頼んだぜ!」





リンク「あ、フォックスさん」


フォックス「ようリンク。マリオから聞いたよ。またやかましくなりそうだな」


リンク「いいんじゃないですか?たまにはそういったことも」


フォックス「まあな。ファルコとオリマーとファルコンには伝えといたよ。後はマリオが大半のメンバーには言ったんじゃないかな」


リンク「そうですか。わかりました」


フォックス「確認のために、一応聞いてまわっておくよ」


リンク「はい」



話が広まるのは早いものです




とここで…




リンク「ん?」


ガノンドロフ「……」



一人で酒を飲んでいるガノンドロフに遭遇…



リンク「ガノンドロフ」


ガノンドロフ「ん?貴様か…」



彼らは元々は敵であるが、この世界では争うことはせず平等である



リンク「今日のことは聞いたか?」


ガノンドロフ「それがどうした?言っておくが、あいつらと馴れ合う気はないぞ。俺は俺で勝手にするつもりだが」


リンク「参加はするのか。意外だな」


ガノンドロフ「その場にいるだけだ、勘違いするな。あいつらが暴れても止める気はないぞ」


リンク「そうか」


ガノンドロフ「だが、お前には聞かねばならんことがあるがな」


リンク「俺にか?それは何なんだ?」


ガノンドロフ「今話す気はない。用は済んだか?」


リンク「まあ、そうだな」


ガノンドロフ「ならばさっさと行け。うるさい奴らがよってこられては酒が不味くなる」


リンク「そうか。参加すると伝えておくぞ」


ガノンドロフ「…、勝手にしろ…」



リンク「(俺に聞くこと?一体なんだろうか…)」












マリオ「いや〜楽しみだな♪」


ルイージ「でも兄さん。なんでまた急に宴会しようとか思ったの?」


マリオ「それは…」


ルイージ「それは?」



マリオ「気分だ!



ズデッ!(ルイージ転ぶ)



ルイージ「兄さん…。いつにも増して理由がめちゃくちゃだよ…(汗)」


マリオ「いつもというのはちょっと気に食わないぞ!」


ドンキー「気分だ!って自信満々で言うところが、いつもめちゃくちゃというのを象徴してるだろ」


マリオ「うるさい!」


クッパ「毎度毎度、催し好きな奴だな」


ソニック「それがマリオさ。俺たちと競技で争ってるときだって、マリオが一番enjoyしてたしな」


ファルコ「子供か…」


マリオ「とにかく!今回は皆で楽しむんだからな!男同士なんだから、たまには騒ごうじゃないか!」


カービィ「食べ物出るの?」


マリオ「もちろん準備するつもりだ」


カービィ「わーい♪」


ヨッシー「いっぱい食べるです〜♪」


コリン「この二人は完全に目的が違うね(汗)」


サムス「全く、そんなに騒がしくされると、正直こっちが困るのよ…」


コリン「そうですね〜っていつの間に!?」


リュカ「サムスさん、このこと知っていたんですか?」


サムス「全部聞いてたわよ。あなたたち子供は、お酒なんか飲んじゃだめよ」


リュカ「あ、はい」


ネス「僕たちはもとから飲むつもりも無いですよ(汗)」


サムス「それで良いのよ」


オリマー「いざというときは、私や青年たちが片付けなどもしますから、ご心配なくサムスさん」


サムス「オリマー、頼むわね。何事もなければ良いのだけどね…」


オリマー「おまかせを」




サムスもどうやら知っていたようだ。男同士でということもあり、参加はしない。そして未成年たちがお酒を飲まぬようオリマーや子供メンバーによびかけた。さすがサムスさんです
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