スマブラX小説1
□お花見
メタナイト「…………」
瞑想中。とそこへ…
メタナイト「む……」
誰かが歩いてくる。
メタナイト「誰だ!」
メタナイトが振り返ると、ゼルダがいました。
メタナイト「なんだ…、ゼルダ姫か…」
ゼルダ「メタナイトさん、何もこんなところで瞑想しなくても」
メタナイト「私は静かに瞑想して心を集中させているのだ」
ゼルダ「そんなにカタくなることないんじゃないのですか?」
メタナイト「どういうことだ?」
ゼルダ「こうしてみなさん楽しんでいるのですから、メタナイトさんもたまには修行を忘れて楽しむのもいいものですよ」
メタナイト「むぅ…」
ゼルダ「あまり無理はしないことですよ」
と言って戻っていきました。
メタナイト「カタくなりすぎ…か…」
一方
カービィ「ふ〜、今日は一段とよく食べた気がする〜」
ヨッシー「満腹満腹〜♪」
ディディー「ホントによく食うね2人とも」
マリオ「この2人にどんだけ食費かかるんだろな…」
カービィ「ふぁ〜…食べたら眠くなっちゃった…」
マリオ「もうかよ!」
ワリオ「がー…がー…」
マリオ「こいつはすでに寝てるな…」
ポケトレ「みんな昼寝好きだね」
ルカリオ「亜空軍がいたころは、こんなことないんだがな」
カービィ「でも眠りたくても眠れない…」
ヨッシー「僕も同じく…」
ディディー「プリンに歌ってもらえば?」
ネス「グッドアイデア!」
ロボット「プリンハネテマスヨ」
ディディー「あれ?ホントだ…」
カービィ「う〜、これじゃ眠れないよ…」
リンク「ゼルダ、子守歌歌ってあげたら?」
ゼルダ「えっ?私がですか?」
カービィ「ゼルダ姫子守歌歌えるの?」
ヨッシー「歌ってほしいです!」
ゼルダ「それじゃ、私でよければ…」
と言って、ゼルダが子守歌を歌いだす。
カービィ「あぁ〜、いい歌声…」
ヨッシー「ふぁ〜…、なんか一気に眠くなった…」
マリオ「お、俺まで寝そうになってきた…」
ファルコ「なんだ…この心地よい歌声は…」
ネス「僕も眠くなってきたよ…」
リュカ「僕も〜…」
歌い終わったころには…
ゼルダ「あら?」
先程子守歌を聞いていた者(マリオ・ピカチュウ・ファルコ・ヨッシー・カービィ・ネス・リュカ・ルイージ・ディディー・)の大半が眠っていました。
ゼルダ「他の人まで寝ちゃったみたいですね」
ピーチ「歌うまいわね。ゼルダ姫」
ゼルダ「そんなことないですよ」
マルス「とても心地よい歌声でしたよ」
アイク「疲れてる時にそれ歌われたら、いちころだな」
ゼルダ「そうですか?」
リンク「好評だね。ゼルダ」
ポポ「もっと歌ってほしかった」
ゼルダ「また今度にでも、歌ってあげますわ」
フォックス「そういえば、さっきからファルコンがどこにもいないんだけど…」
ピーチ「あらほんと!」
アイク「どこまでも世話がやけるな」
サムス「ファルコンなら、あそこにいるわよ」
ウルフ「ん?」
ファルコン「俺の人生ってなんなんだー!」
クッパ「落ち込むなよ〜人生ってそんなもんだぜ〜」
デデデ「そうそう、きにすんな!」
ファルコン「うお〜!」
ソニック「…………」
ピーチ「あれは酔ってるわね…」
サムス「何やってんのやら…」
ファルコンは酒を飲みながら、なにやらいろいろと叫んでいました…
ピーチ「アイクやマルスは恋とかしないの?」
アイク「なんですかまた急に…」
ピーチ「なんか気になっちゃって♪」
マルス「そうですねぇ…」
アイク「俺はする気にならないな」
ピーチ「あら、どうして?」
アイク「彼女がいてもあまり変わりない、だったらいなくてもかまわない」
ピーチ「分かってないわねアイク」
アイク「なぜだ?」
ピーチ「恋人っているのといないのだったら大違いなのよ」
アイク「どう違うんだ?」
ピーチ「そぉね〜…、普段の何気ない生活の中でも恋人いる方が私は楽しくなると思うわよ!」
アイク「そうなのか?」
マルス「いや…僕に聞かれても…」
ピーチ「でも、恋人でも通じ合わないとすぐだめになっちゃうの。自分と気が合うが一番最適ね!」
アイク「………」
ピーチ「正直言葉じゃ説明しにくいわ。恋人ができたらすぐにいる方がいいとわかるわよ!」
アイク「……まぁ考えておこう」
マルス「それじゃなんで、ピーチ姫はマリオさんを選んだのですか?」
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