スマブラX小説1
□デデデの悩み
ネス「すごーい、そんなにも細かくわかるもんなんだ」
ウルフ「他人の行動をよくみてるからな」
サムス「リンクも知らない間に腕をあげたわね」
リンク「そんなことないですよ。俺はまだまだですよ」
リュカ「でもリンクさんは多分メンバー全員の中で一番強いといっても過言じゃないですよ!」
ピーチ「確かにね」
リンク「そうかなぁ…」
ウルフ「リンクも結構自分には厳しいからな。それがあるいみ強さの秘訣かもしれねぇな」
マリオ「それだけの実力あるんだから、もっと自慢していいと思うけどな」
リンク「そういうわけにはいきませんよ。俺もまだまだ未熟ですから」
リュカ「なんだか憧れるなぁ…」
ネス「僕も同感だよ」
デデデ「全くだ!それよりも俺様がカービィに勝つにはどうすればいいんだ?」
リンク「まずは勝負において、冷静に判断してみるといいと思います。あくまで俺の考えなんですけど…」
デデデ「冷静に判断…か」
サムス「慌てるとかえって相手のペースにのせられてしまうからね」
マルス「相手の行動を推測してみるのも、一つの手ではありますね」
アイク「予想がはずれてもそこから冷静に判断できればすぐに反撃だってできるからな」
マルス「あわてることはないようにしないとね」
デデデ「なかなか難しいものだな…」
ゼルダ「何事も経験ですわ」
リンク「対戦していけば、そのうちできるようになりますよ」
デデデ「そうかもな……リンク、しばらくは俺様の練習相手になってくれないか?」
リンク「構いませんよ」
デデデ「すまねぇな」
こうして、デデデはしばらくリンクに鍛えてもらっていました。他のメンバーの協力もあってか、だんだん強くなりました。
マリオ「だいぶ強くなったなデデデ大王。」
ピーチ「ほんとね!前の時よりもよくなってるわ」
フォックス「こんな短期間でこんなにもなるとは…」
ファルコ「やるじゃねえか」
ワリオ「お前何様のつもりだ?」
デデデ「なんか、今までよりも全然いいぞこりゃ!」
リンク「だいぶ強くなりましたよ」
デデデ「リンクのおかげだな!」
リンク「デデデさんが頑張ったからですよ」
ウルフ「どっちもようやったな」
サムス「これで少しは自信持てたんじゃない?」
デデデ「もちろんだ!」
ゼルダ「良かったですね」
デデデ「すまんなリンク、迷惑かけちまって」
リンク「いえいえ。相談があれば、また呼んで下さい」
デデデ「おう!」
そして次の日…
デデデ「さてと……飯食うか」
カービィ「いただき!」
デデデ「あ!」
いつものおいかけっこがはしまるのです。
デデデ「弁当返せ〜!」
カービィ「勝負で勝ったらかえしてあげる」
デデデ「いいだろう…うけてたつぞ!」
いつもの勝負がはしまるのです。
ところがしばらく経っても決着がつきません。それどころか、カービィが押され気味。
デデデ「おりゃ!」
カービィ「はぁはぁ…」
デデデ「それぃ!!」
カービィ「どうしよう。このままじゃ負けちゃう…」
デデデ「とどめだー!!」
カービィ「わゎ!!」
デデデの猛烈な一撃がカービィに命中しカービィノックダウン。
デデデの勝利。
デデデ「よっしゃーー!!!カービィに勝ったぞー!!」
カービィ「う〜デデデ大王に負けちゃった…」
デデデ「約束通り、弁当返してもらおうか」
カービィ「は〜い…」
弁当たべる。
デデデ「久々に弁当食べれたわ!」
カービィ「知らない間に強くなったね大王。」
デデデ「俺様もやるときはやるんだよ。今度はカービィからの挑戦をまたなくてはな!」
カービィ「今度は負けないよー!」
デデデ「俺様だって!」
館の中でみていた人たちは…
アイク「あの2人、実はなかいいんじゃないのか?」
マルス「カービィがきっと大王が強くなってうれしいんだと思うよ」
サムス「それもあるかもね」
マリオ「2人とも、よきライバルでいれるだろう」
ウルフ「多分そのほうがあいつらにとっていいかもな」
リンク「そうですね」
デデデ大王とカービィはこれからもライバルでありつづくでしょう
end
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