スマブラX小説2
□男たちの夜の宴会
ある日のこと…
じ〜…
リンク「ん?」
ヨッシー「…(じ〜…)」
何やらヨッシーがジーっとリンクに視線を向けているようだ…
ヨッシー「…(じ〜…)」
リンク「なんだいヨッシー?」
ヨッシー「美味しそうですね〜…」
リンク「あ、これか…(汗)」
実はずっとヨッシーが見ていたのは、リンクが今食べようとしているケーキである。見るからに欲しいようだ…
リンク「…(汗)」←食べづらい様子
ヨッシー「…(じ〜〜〜〜)」←どんどん近寄る
リンク「…、ヨッシー食べるかい?(汗)」
ヨッシー「え!良いんですか!」
リンク「欲しいんだろ?」
ヨッシー「ありがとうです〜♪リンクさんやさしいです〜♪」
ズル賢い腹ペコドラゴンですね
ヨッシー「いただきます〜♪」
リンク「全く、ヨッシーには参ったよ(汗)」
ゼルダ「お待たせしましたリンク」
ここで、ゼルダが別のケーキを持ってリンクとヨッシーの元に…
ゼルダ「あ、もしかしてもう食べ終わってしまいましたか?」
リンク「見ての通り、ヨッシーがどうしても欲しかったみたいだから、ヨッシーにあげたんだ(汗)」
ヨッシー「このケーキ美味しいです〜♪」
ゼルダ「あ、そうだったのですか。ほんとに食べるのが大好きなのですね」
ヨッシー「もひほんへふ!(もちろんです!)」
ゼルダ「それならリンク、私のケーキ一緒にたべましょう」
リンク「えっ?それはゼルダの分だから…」
ゼルダ「良いのですよ。私はリンクと一緒に食べたいですから」←満面の笑顔
リンク「あ、あぁ…。ゼルダが良いのなら…(照)」
相変わらずゼルダの笑顔にはとことん弱いリンクである
その後…
ヨッシー「ごちそうさまです!美味しかったです〜♪」
リンク「ごめんゼルダ。気を使わせちゃって」
ゼルダ「いえいえ。一緒に食べるとより美味しいです」
リンク「あ、そうだ。今からマルスたちと手合わせしてくるよ。何かあったら言ってくれ」
ゼルダ「はい。頑張って下さいねリンク」
リンク「あぁ」
ヨッシー「行ってらっしゃいです〜」
で
ロイ「とりゃあ!(横スマッシュ)」
リンク「っと!(その場緊急回避)」
アイク「とぅ!(下強攻撃)」
リンク「!(ガード)」
ドガン!
ロイ「いてぇ!?」
マルス「はあ!(通常必殺)」
リンク「なんの!(後方回避)」
アイク「む!?(ガード)」
パリィン!(アイクのシールドがブレイク)
アイク「くぅ…」←ふらふら状態
リンク「はっ!」←ジャンプ直後に爆弾をマルス付近に落とす
キィン!(カウンター)
マルス「させるもの(ドカッ!)うあっ!?」
今のは、爆弾をわざとカウンターさせてカウンター後の隙をキック(空中通常攻撃)で攻撃するという、なんとも難しい攻撃の仕方…
ロイ「ふん!せい!とお!(横必殺)」
リンク「!(ガード)」←シールドブレイク寸前
ロイ「ていや!」←少し遅らせて4発目をだす
リンク「はっ!(その場緊急回避)。それっ!(掴み)」
ガシッ!
ロイ「うっ!?」
アイク「せりゃ!(横必殺)」
ドガン!
リンク「くっ!まだまだ!」←すぐに受け身をとり立て直す
ロイ「ふん!(空中下攻撃)」
アイク「これしき!(その場緊急回避)」
マルス「てい!(横スマッシュ)」
キィン!(カウンター)
アイク「あまい!」
ドカッ!
マルス「うわっ!?」
キィン!(カウンター)
ロイ「そこっ!」
ドカッ!
アイク「ぐはっ!」
リンク「はっ!(横必殺)」
ドカッ!
ロイ「うわ!(ズシャ!)いてえ!?」←さらにクローショット(空中特殊攻撃)で追撃される
リンク「とぅ!(横強攻撃)」
ズシャ!
ロイ「どわっ!?」
アイク「ぬぅん!!(横スマッシュ)」
リンク「っと!(その場緊急回避)。てやぁ!(横スマッシュ)」
ズシャ!
アイク「ぐはっ!?」
ドカッ!
マルス「いたっ!?」←飛んできたアイクにぶつかる
ロイ「とりゃあ!(上スマッシュ)」
ズシャ!!
マルス「うわぁ!」
アイク「うおっ!?」
リンク「はぁっ!(空中前攻撃)」
ズシャ!
ロイ「どわぁ!?」
見ての通り、バトルロイヤル方式で闘っている。ファイヤーエムブレムの3人もかなり奮戦しているが、やはりリンクの回避力が周囲を掻き乱しているようだ
しばらくして…
アイク「リンクさん、手合わせ感謝します」
リンク「こちらこそ。俺の動きが参考になるかはわからないけど」
マルス「いやいや、いつ見てもリンクさんの動きはほんとに無駄がなくて、どの様に攻撃しないといけないかをすごく考えさせられるので、参考になりますよ」
ロイ「細かく攻撃しないと、効率的にダメージ与えられないのがよくわかります」
アイク「何かコツとかあるんですか?バトルロイヤルでもあれだけ連打を浴びないのは、正直難しく思いますが」
リンク「コツかどうかはわからないけど、回避よりもガードで攻撃を凌ぐ技術を磨くようにはしているよ。多人数だと、回避したとしても別の対戦者に攻撃を仕掛けられたり、反動の強い攻撃に巻き込まれたりもするから、それを防ぐためにもガードしつつ周りの行動も見ながら動くと良いんじゃないかな。ただ、掴み技やガード不能な技には気を付けないといけないけどな」
アイク「なるほど。確かにリンクさんは、多人数戦ではガードすること多いですね」
リンク「あくまで俺の考え方だから、自分にあったやり方で良いと思うぞ。こういった考え方もあるという位で覚えておいてな」
ロイ「多種多様なやり方かぁ。戦術を考える上では必要ですね」
リンク「それにしても、みんな凄く腕を上げてきたな。かなり厳しかったよ」
マルス「まだまだリンクさんには及びませんよ。何せ、あのウルフさんから認められてるくらいですからね」
アイク「悔しいが、ウルフにはまだ歯がたたないからな…。その相手に互角に闘えてるのは、四天王くらいだからな…」
ロイ「でも1位になるためには、絶対倒さないといけねえもんな。四天王を!」
マルス「そうだね。ともかく、リンクさん手合わせありがとうございます」
アイク「いつも無理言って申し訳ないです」
リンク「俺で良ければいつでも協力するよ。そんなに堅くなることないよ」
アイク「はい。またお願いします」
ロイ「ありがとうございます!」
いやはや、リンクさんほんとに慕われていますね…
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