スマブラX小説2

□スネークのファイター調査帳

ある日のこと…










ドクター「さあそれではいきますよー!」←切り札スタンバイ


アイク「くそっ、とりそこねるとは!」


ドンキー「おとせい!(横スマッシュ)」


ドクター「おっと!(後方回避)」


ウルフ「…、どいつもこいつも。切り札がねえとなんにも出来んのか?」




現在乱闘中(公式戦)の四人。ドクターマリオから切り札を奪い返そうとするドンキーとアイクに対し、ウルフはまったく動じない




ドクター「では!スペシャルバズーカ用意!」




ドクターマリオが切り札を発動!





ドクター「発射ー!




ドォン!!





アイク「うおっ!?」


ドンキー「おわっ!?」




バズーカを発射した際に強烈な風圧が発生し、二人はドクターマリオから距離が空く




ドクター「落下物にはお気をつけを」




すると、上からまず青のカプセルが降ってきた




ドンキー「うおっと!(その場緊急回避)」


アイク「あまい!(カウンター)」


ウルフ「あめぇのはてめえだよ」




ウルフはいつの間にかカプセルを回避してアイクの後ろに




アイク「む!?」




咄嗟にカウンターをしようとしたが…




ガシッ!(掴み)



アイク「しまった!」


ウルフ「てめえの行動はお見通しなんだよ」




ズシャ!(上投げ)



アイク「くっ!」





ウルフはアイクを掴んで上に投げ飛ばした




さらに上から黄色のカプセルが降ってきて…




ビリリ!!




アイク「うおっ!?なんだこれは!?」




アイクは命中し、痺れて動けなくなった。もちろんウルフはアイクの下にいたため、被害には遭わず、ドンキーもかろうじて回避




さらに今度は赤いカプセルが降ってきた




ドンキー「これはなんかヤバそうだな」


ドクター「カプセルばかりに気をとられていると、痛い目にあいますよ」




ガシッ!(掴みでホールド)




ドンキー「げっ!?放せ!」


ドクター「もう遅いですよ」




赤いカプセルは…





ドガァン!!
ドガァン!!




アイク「うおああぁぁ!!!?」


ドンキー「どわあぁぁ!!?」




カプセルからとは思えない大爆発が生じた。痺れて動けなくなったアイクとドクターマリオに妨害されたドンキーはあえなく撃沈した。一方のウルフはすべて回避したため、無傷だった




ドクター「むむっ。出来ればウルフさんを撃墜したかったのですがね」


ウルフ「悪いが、俺はそこまで馬鹿じゃねえんだよ」







観戦席…





フォックス「あれがドクターの切り札か。一風ちょっと変わった切り札だな」


トキゼル「でも、ドクターさんはあのカプセルのダメージを受けていませんでしたね」


ルカリオ「うむ。その間に先程のドンキーのように、妨害することも可能だから、少々厄介な切り札だな」


メタナイト「今の切り札からして、黄色のカプセルに当たれば確実に赤のカプセルにも当たることになるな」


リュカ「それにしても、かなり威力の高い切り札でしたね」


サムス「確かに威力は高いけれど、タイミングさえ掴めば、妨害がないといとも簡単にかわすことが出来ると思うわよ」


メタナイト「そうだな。実際ウルフは、初めて見た切り札にも関わらず、一度も切り札のダメージを受けていないからな」


トキリン「さすがだな。あれだけ自信満々な訳だ」



スネーク「ふむ…」←何かをメモ中



ゼルダ「?(スネークさん、何をしているのでしょう?)」




スネークが乱闘の様子をみながら、メモ帳らしきものに何か書き込んでいる様子を、たまたま見掛けたゼルダ




ゼルダ「後で聞いてみましょうか…」


リンク「どうした?ゼルダ」


ゼルダ「あ、いえ。なんでもありませんよ。それにしても、ウルフさんはここのところほんとに調子が良いですね」


リンク「そうだな。動きにキレがあって他の人たちを全く寄せ付けない素早い攻撃がとまることがないから、どんどん押し込んでいる」


クッパ「我が輩はあいつの動きについていけたことがないからな。難しいところだな、あいつをたおすのは」








現在、アイクはストック1、ドンキーは2、ドクターマリオとウルフは未だに3残っており、さらにウルフはダメージも約30%とほとんどダメージを受けていない




ドンキー「うりゃ!(ダッシュ攻撃)」


ウルフ「ふん(前方回避)」


アイク「てぃっ!(横強攻撃)」


ウルフ「当たるか(その場緊急回避)」


ドクター「よっ!(横スマッシュ)」


ウルフ「あまいな(ジャストシールド)」




ドカッ!




アイク「ぐふっ!?」




ウルフはガードしたが、そばにいたアイクは巻き添えをくらう




ドンキー「くっそー!いくら攻撃しても全然ウルフにあたんねえ!」


ウルフ「てめえらの行動がわかりやすいんだよ!(空中ニュートラル攻撃)」


ドンキー「うおっと!(その場緊急回避)」


ウルフ「そらよ!(空中下攻撃)」


ドンキー「あぶねぇ!?(ガード)」


ウルフ「ふん!(横強攻撃)」


ドンキー「やばい!(ガード)」


ウルフ「どらぁ!!(上スマッシュ)」




ドカドカッ!




ドンキー「のわっ!?」


ウルフ「ふん!(空中下攻撃)」



ドカッ!



ドンキー「おわっ!だがこれ以上追撃させるか!」




ドンキーはメテオ攻撃で落とされたが、受け身をとりながら前方へ移動




が…




ウルフ「それもお見通しなんだよ!(横スマッシュ)」



ドカドカッ!




ドンキー「なんだとぉ!!?」




これもウルフはよんでおり、さらに横スマッシュで追撃しドンキーはかなり吹っ飛ばされる




ドクター「カプセルで牽制しますか!(通常必殺技)」


ウルフ「あん?」



ウルフは正面から来たカプセルに目をやる




そのウルフの背後から…




アイク「はっ!(横スマッシュ溜め)」



アイクが横スマッシュをしようとしていた




これに対しウルフは…




ウルフ「そんな攻撃あたるわけねえだろうが」


アイク「ぬぅん!(横スマッシュ)」




シュビィン!ビリリ!(リフレクター)




アイク「なっ!?」



キィン!(カプセル反射)



ポカッ!




ドクター「ぶっ!?」




アイクには牽制攻撃、ドクターにはカプセルを跳ね返す超的確な判断でかわした!




ウルフ「邪魔だ!(下スマッシュ)」



ズシャ!



アイク「ぐはっ!」




ここで切り札登場!




ドンキー「む!来たか!」


アイク「今度こそ!」


ウルフ「……」





パキ!




ドンキー「よしもらった!げっ!?」


ウルフ「馬鹿が」




ズシャ!(ウルフの空中前攻撃)




ドンキー「のわあぁ!!!」



ドンキー、ウルフの妨害により上に飛ばされ撃沈。残り1




アイク「とう!」




パキィン!



アイクが切り札を獲得!




アイク「よし!出来ることならウルフを…」


ウルフ「取ったからなんだ」



ドカッ!(空中下攻撃)




アイク「くっ!」


ウルフ「ふん!(空中ニュートラル攻撃)」




ドカッ!ポロッ…(切り札を落とす)




アイク「なっ!しまった!」


ドクター「これはチャンス!」


ウルフ「はっ!(空中後ろ攻撃)」


ドクター「させません!(横必殺技)」




ドクターマリオはウルフの攻撃に対してスーパーマントでウルフの向きをかえさせた




バサッ!(ウルフに命中)




ウルフ「当たったからなんだ!(ダッシュ攻撃」



ドカッ!



ドクター「なんですとぉ!!?」




あれでウルフの攻撃が止むことはないようだ




パキィン!




そうこうする間にウルフが切り札を獲得




ドクター「今は戻るのが先ですね」


ウルフ「あばよ(空中後ろ攻撃)」



ドカッ!




ドクター「うわあぁ!!!?」




ドクターマリオ、ウルフに不意をつかれて撃沈。残り2




アイク「くそっ、あいつの切り札はよけようがない!」


ドンキー「なっ、やべえ!まだ復活したばかりだぞ俺!」


ウルフ「あ?誰が切り札を使うと言った?」


アイク「なにっ?」


ウルフ「切り札がほしけりゃこのウルフ様から奪い取りな」


ドンキー「くそー!あいつ独占するつもりか〜!」




なんとウルフは、切り札をそのまま保留し、相手に切り札を譲らないつもりの考えである
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