スマブラX小説1

□肝試し

サムス「どうしたのルイージ、朝からえらい顔色悪いわよ?」
ルイージ「いや、ちょっと怖い夢をみたものだから…」

ピーチ「どんな感じの?」

ルイージ「お化けに追い回された夢をみた…」

サムス「それだけ?」

ルイージ「それだけ…」

サムス「なっさけない、それごときでびびってどうすんのよ」
ピーチ「そうよ、もう子供じゃないんだから」

クッパ「ていうか、メンバーの半数以上はびびりなんじゃねえか?」


そう、実は何かとお化けとかが怖いと言う人はやけに多いのである。ちなみに、サムス・ルカリオ・メタナイト・アイク・ピーチ・フォックス・ウルフ・クッパガノンドロフ・リンク・オリマー・ポケトレ・ヨッシー・スネーク・ワリオ・ロボット・ソニック以外のメンバーはお化けとかが苦手なのである。


サムス「子供や女性はともかく、大人の男がそんなのにびびってたら情けないわよ」

マスター「何!?ここのメンバーはそんなに怖がりなやつが多いのか!?」

マリオ「おわっ!いつのまに!」

リュカ「びっくりさせないで下さいよ…」
マスター「よーし、私がお前たちの根性鍛え直してやる」
カービィ「い、一体何をするんだろう…」

緊張が走るメンバー

マスター「それはな…」
全員「………」

マスター「肝試しをするぞ!」


ズデーーン!


全員すっころぶ…


サムス「何をやるかと思えば…」

クッパ「無駄な期待さすなよ!」

マスター「ん?期待外れだったか?」

デデデ「当たり前だ!」

ピーチ「でも、みんなが怖がりだから肝試しにしたわけよね」
マスター「そう言うことだ」

ピーチ「だったらやってもいいんじゃない?」

マリオ「ピーチ姫!?」

ネス「えっ!」

クッパ「我が輩は全然構わんぞ!」

リンク「俺もいいですけど」

トゥーン「僕も怖がりだけどやりたい!」

ディディー「マジ!?」

マスター「よし!決まりだな!」

マルス「マジでやるんですか…」

アイク「めんどくせぇな…」


その夜…


マスター「よし、準備出来たぞ!」


メンバーが外で待ってる間に館の雰囲気を変えていたマスターハンド。薄気味悪くなっていました。

マリオ「なんか一気に気味悪くなったな…」

ルイージ「こわっ…」

マスター「みな、ペアを決めたか?」
2人ペアになって館内の指定されたところにある黄色のボールを取りに行くというものです。


マスター「よし、最初の組!」


最初に行くのは…


カービィ・トゥーンリンク

カービィ「トゥーン、あんま先々行かないでよ…」

トゥーン「カービィこそ頼むよ…」

マスター「トゥーンたちは3階のどこかに隠されたボールを見つけてくるのだ!」

そして、薄気味悪い館に入っていくトゥーンリンクとカービィ


カービィ「何か…、すごい怪しい構造になったね…」

トゥーン「すごいねマスターハンド…」


と言っていると、


ガタガタ


カービィ「へっ?」

トゥーン「何今の?」


食堂の椅子や机が浮き始める。いわゆるポルターガイスト


カービィ&トゥーン「!!!!!!」


わあああぁぁぁ!!!


館の外…

マリオ「いいっ!」

マルス「入って早々!?」

ピーチ「えらい気合い入ってるわねマスターハンド」

マスター「やるからにはビビらせるように創らんと面白くないだろ!」


館内…

トゥーン「何だったのあれ…」

カービィ「怖いよ〜…」


階段を上がる2人。すると…
箱を発見。

トゥーン「あれ?こんなところに箱が」

カービィ「開けてみよー」

開けた途端…


ブシューー!


ガス噴出


カービィ「ひっ!」

トゥーン「びっくりした〜!」

カービィ「もうやだよ…」

トゥーン「でも行かないと終わらないよ…」

3階…


トゥーン「部屋のどこかにあるのかも」

カービィ「部屋を探してみようよ」


と、探していると…

トゥーン「あったよ!」
カービィ「良かった〜やっと戻れる」

トゥーン「早いことこれ持って外に出よう」

そしてボールを持った瞬間…


ポルターガイスト発生


トゥーン「ぎやああぁぁ!!」

カービィ「ひいいぃぃ!!!」


今度は部屋を出るなり…

大量のワドルディたちがカービィたち目掛けて走ってくる。

トゥーン&カービィ「ぎやああぁぁ!!!!!」


そして猛ダッシュで逃げて行く。


カービィ「もういやだーー!!!」

トゥーン「出口ーー!!!」


そして館の外へ…


マリオ「やっと帰ってきたぞ」

ゼルダ「すごい叫び声聞こえましたよ」
カービィ「あれ駄目!」

トゥーン「やりすぎ!」
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