スマブラX小説1

□朝の来ない日

アイク「………」

マルス「どうしたんだアイク?」

アイク「眠い…」

ファルコ「昼まで寝たのになんでまだ眠いんだよ!!」

アイク「知るかそんなん…。眠いものは眠いんだよ…」

マルス「生活習慣乱れてるなアイクは…」
アイク「仕方ないだろ、ここ最近ろくにねてねえんだ…」

ゼルダ「寝不足ですか?」

アイク「そういうわけじゃないと思うんだが…」

フォックス「自分の体は自分で管理しないとな」

アイク「気をつけておこう…」

ワリオ「へっ…」

マリオ「ん?」

ワリオ「へっ」

マリオ「なんだ?」


思いっきりマリオめがけて…


ワリオ「ぶわっくしょん!!!」


くしゃみ…


マリオ「うわ!!きたねぇ!!!」

ワリオ「おー、すまんすまん」

マリオ「いちいちこっちむくな!!」

ワリオ「今日はなんかくしゃみが朝から止まんなくてな…」

トゥーン「風邪なんじゃない?」

ワリオ「わかんねーな」

マリオ「人の話聞けよ!」

ワリオ「やべっ、また出そうだ…」

マリオ「またか!!」

ワリオ「へっ…、へっ」

マリオ「離れ…」

ワリオ「ああーー…」


あくび…
マリオ「だあぁ!!」

マリオずっこける。

マリオ「なんのフェイントだ!」

サムス「昼間っからにぎやかね…」

ゼルダ「みなさん、ケーキ焼いたので、食べませんか?」

クッパ「お、気が効くなゼルダ姫は!」

ネス「僕食べる!」

リュカ「僕もー」

メタナイト「ずいぶんにぎやかだなここは」
リンク「そうですね」


トレーニングを終えて戻って来た2人。

ポポ「あ!リンクさんとメタナイトさん帰ってきたよ」

メタナイト「たった今戻った」

リンク「なんかいいにおいがするな」

カービィ「ゼルダ姫がケーキ作ってくれたの。これからみんなで食べるとこだよ♪」

ヨッシー「よだれが止まらない〜」

ピット「止めればいいじゃん…」

ゼルダ「ちょうど良かったですわ。リンク、一緒にケーキ食べましょう」

リンク「んじゃ、遠慮なく」

ゼルダ「メタナイトさんもいかがですか?」

メタナイト「ありがたくいただこう」


ディディー「このケーキおいしい〜!」

デデデ「ゼルダ姫まだあるのか?」

ゼルダ「たくさん作ってますから、遠慮なく召し上がってください」
ピーチ「ゼルダ姫色々作れるのね」

ゼルダ「お菓子とかはよく作るものですから」

サムス「へぇ〜、それはそうとリンクとメタナイトはどっちが強いのかしら?」

メタナイト「どちらかというと、リンクの方が上手だな」

リンク「そうですか?俺としてはメタナイトさんの方が強いと思いますよ」

サムス「どっちもどっちってところかしらね」

ゼルダ「どちらが勝っても、おかしくはないですね」

トゥーン「スマブラメンバーの中での一番を争うのはメタナイトさんと兄貴という感じだと思うな〜」

リンク「よしてくれトゥーン。俺はまだまだだよ」

メタナイト「少しは威張っても全然構わんと思うが」

リンク「そう言われても…」

ゼルダ「リンクは常に自分に厳しいから、リンクはそういうの苦手なんですよ」
ウルフ「自分に厳しくないと、強くはなれんからな!」

ピーチ「あら、いつのまに!」

ウルフ「俺としてはこのメンバーの中で一番リンクがいいめをしていると思うがな。あのバカとは違ってな」


任天堂の代表的な存在なのにあまり強くないマリオを指差すウルフ


メタナイト「あいつは強くなる気ないな…」
ピーチ「そこは勘弁してあげて」

ウルフ「まぁいい。このウルフ様がほめるぐらいの存在だなリンクは」

リンク「あまり自覚持てないなぁ…」

ウルフ「それだけならいいんだがなぁ、俺には少し直してほしいこともある」

リンク「なんですか?」

ウルフ「もう少し空気読むことだ。いつもみるたびにお前とゼルダ姫がイチャついてるようにみえるぞ…」

ゼルダ「いや、それは多分ちがいますよ!。多分…」

リンク「と、とりあえず気をつけます…」
ウルフ「ならいい」


そんなこんなで夜になり、メンバー全員が床につきました。

翌日…


ゼルダ「あら…、もう朝かしら?」


だが、窓をみてもまだ暗いまま


ゼルダ「まだ夜みたいね…」


時計をみてみると…
午前9時…


ゼルダ「午前9時ですか………ってええ!!?」

リンク「どうしたんだゼルダ…」

たまたま起きたリンク


リンク「まだ夜か…」

ゼルダ「ちょっとこれ見てくれません?」

時計をみせる


リンク「………ん!!?」

外を見て、目をこすってもう一度時計を見ると…

リンク「なぜ?…」
次へ


[表紙へ戻る]

ゲームブックを検索



©フォレストページ