スマブラX小説1
□デデデの悩み
これはデデデのある悩み事を描いたものです。
デデデ「待てー!カービィ!」
カービィ「わ〜いわ〜い!」
デデデ「俺様の弁当返せ〜!」
カービィ「勝負で勝ったらね!」
デデデ「今日こそ倒してやる!」
と意気込んでいるのですが…
カービィ「おいしぃ〜!」
デデデ「くそ〜…」
カービィ「はい、一口あげる!」
デデデ「もともとは俺様のだー!」
そう、デデデの悩み事はカービィに勝てないことのようですそのため…
デデデ「お〜い…」
ピーチ「あらっ、どうしたの?」
デデデ「飯何か残ってないか?腹が減ってしかたないんだ…」
サムス「一応あるけど、あなたさっき弁当あったんじゃ…」
デデデ「それが……カービィにとられてしまった…」
ゼルダ「あらま…」
デデデ「毎回カービィにまず弁当とられるんだが、とった直後は食べないが勝負して勝ったら返すっていうんだが、いつも負けてしまうんだ…」
トゥーン「つまり、デデデ大王はカービィに勝ちたいわけだね!」
デデデ「そういうことだ」
クッパ「こういうときは誰かに相談にのってもらうのが一番だぜ!」
デデデ「そうだな」
サムス「自分よりも強い人に相談すると、多分自分の弱点とかわかりやすいとおもうわ」
マルス「強い人というと…」
リュカ「メタナイトさんはどうですか?」
デデデ「お、いいな!」
ネス「でも、今修行に行ってここにいないらしいよ」
デデデ「むむ…そうか」
ポケトレ「てことは、ルカリオもいないね」
ピーチ「マリオはどうかしら?」
ワリオ「マリオは教えるの下手だからだめだな」
マリオ「おい…今なんか言ったか?」
ワリオ「だまりなヒゲ」
マリオ「お前にいわれたないわ!!」
なぜかケンカする…
ピーチ「あれはだめね」
サムス「そうね…」
ピット「なら、僕が相談相手に…」
デデデ「却下」
ピット「うっ……」
ソニック「ならスネークはどうよ?」
アイク「スネークも今どこにいるかわからない」
ソニック「そうなのか」
ロボット「他ニハ?」
ゲームウォッチ「ガノンドロフさんは、」
デデデ「あいつは教えるの嫌いらしい」
ドンキー「こりゃ困ったな…」
オリマー「誰か他にいるかな…」
ゼルダ「デデデ大王さん」
デデデ「なんだゼルダ姫」
ゼルダ「リンクに頼ってみてはいかがです?」
全員「あっ!!!」
デデデ「しまった!なんでリンクがでてこなかったんだ」
全員「ほんとだよ…」
ゼルダ「(そんなに大げさにすることなのかしら?)」
というわけで…
リンク「えっ?デデデさんの練習相手になってほしい?」
サムス「デデデ大王がどうしてもカービィに勝ちたいらしいの」
ゼルダ「だから相談にのってあげてリンク」
デデデ「頼む!このとおりだ」
リンク「いいですよ!」
デデデ「ほんとか!恩にきるで」
リンク「んじゃまずは俺と勝負しましょう」
デデデ「よしわかった!」
てなわけで勝負してみたところ…
デデデがあっさりと負けました…
デデデ「うげ〜……力の差がありすぎだ…」
トゥーン「兄貴全然余裕だね」
リンク「そうでもないよ」
デデデ「くそ〜…どうすれば強くなれるんだ…」
リンク「まずは自分の弱点を改善しないと」
デデデ「弱点か〜」
ピーチ「差し入れあるから少し一服しないかしら」
リンク「そうします」
デデデ「そうだな」
少し一服することに
リンク「デデデさんの場合、強い攻撃に頼りすぎているところと、こっちの攻撃をかわそうとしないのが目立ちますね」
デデデ「ほほぅ…」
リンク「それに、きめにいけそうな所はきめにいかないと、チャンスの時に弱くなってしまいます」
ゼルダ「確かに、明らかに反撃できる所を、デデデ大王さん見逃してましたわね」
デデデ「なるほど…」
サムス「あとは、いろんな技を使うことね。」
トゥーン「同じ技を使いすぎると、かえって行動が読まれやすくなるからね」
リンク「そんなところですね」
デデデ「いやぁ、参考になるな」
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