スマブラX小説1

□親がいないペンギン

この話に出てくるペンギンは(デデデではない…)マリオシリーズに出てくるペンギンだと思って下さい。




ゼルダ「今日もまた平和ですねリンク」
リンク「いつものことだけどね」


今日もまた2人で散歩している。


リンク「俺ものんびり屋になったもんだ」
ゼルダ「いつもそうじゃないですか」

リンク「そうかな」

ゼルダ「と言っても私も同じような感じになってますけどね」

リンク「でも、ゼルダはここに来てから、ずいぶん甘えるようになってきてるよ」
ゼルダ「そ、そんなことないですよ!」
リンク「そう?」

ゼルダ「もぅ、からかわないでくださいよ…」

リンク「からかったつもりじゃなかったんだけどな(汗)」


こんな雑談をしばらくしていると…


「クゥ……クゥ……」


動物の鳴き声が聞こえてくる


ゼルダ「あら?声が聞こえますわ」

リンク「茂みから聞こえたな」


てなわけで、茂みに近づいてみると…


そこには、ちっちゃなペンギンが切なげに鳴いていました。

ペンギン「クゥ…クゥ…」

ゼルダ「あっ!かわいい!」
リンク「こんなところにペンギンがいるなんて」

ペンギン「クゥ…クゥ…」

ゼルダ「でも、どうしたのかしら?なんだかとても寂しそうにみえますわ」

リンク「どうしたんだろな…」

ペンギン「クゥ…」

ゼルダ「このまま放っておくわけにもいきませんわ…」

リンク「どうする?ゼルダ」

ゼルダ「一度、館にお連れしましょうか」

リンク「そうしたほうがいいな」


というわけで、このペンギンを館にお連れする事に…


リンク「さぁ、おいで」


リンクがペンギンに手をさしのべると…

ペンギンは、リンクに向かってヨチヨチと歩きだす。


リンク「よし、いい子だ」

ペンギン「クゥ」

ゼルダ「かわいい!ぬいぐるみみたいですわ」

ペンギン「クゥ」


ペンギンは、リンクの隣をヨチヨチと歩く。


リンク「けっこう人なつっこいペンギンだな」

ペンギン「クゥ」


すると、今度はゼルダの側に寄ってくる

ペンギン「クゥ?」


首を傾げてゼルダに何かをきくように鳴くペンギン。

ゼルダはしゃがんでペンギンの頭をなでながら…


ゼルダ「かわいい…」

リンク「かわいい動物には、目がないというか…、果たしてどうなんだろ(汗)」

すると…


ペンギン「クゥ!」

ゼルダ「きゃ!」


ペンギンがゼルダに飛びつき、ゼルダを押し倒す。


リンク「!?」

ペンギン「クゥ♪」

ゼルダ「ちょっと、くすぐったいですわ!」


ゼルダにじゃれつくペンギン。どうやらゼルダが気に入ったみたいだ。


リンク「(こんなときって、どうすればいいんだろ…(汗))」


そんなこんなで、スマブラ館に戻った2人とペンギン。


マリオ「リンクたち、帰ってきたぞ」

カービィ「あれ?ゼルダ姫何抱えてるの?」

ゼルダ「ペンギンですよ」

ナナ「ペンギン?」


ペンギンは、ゼルダから降りてご挨拶?する。


ペンギン「クゥ」

ポポ「ほんとだ、ペンギンだ」

ソニック「すげぇちっちゃいな」

サムス「あら、かわいらしいペンギンね」
スネーク「(なんだ、この生物は?)」

ファルコ「こんなのがいたところで、俺の邪魔に…」

ルイージ「このペンギンどこで見つけて来たのですか?」

ゼルダ「湖畔の隅にある茂みにいたんです」

ピーチ「そんなところにいたの」

ファルコ「俺の話を途中で終わらすなよ!」
リンク「心当たりあるんですか?」

マリオ「実は、このペンギンは、キノコ王国にある寒い所に住むペンギンなんだ」
ゼルダ「そうなんですか?」

クッパ「一応事実だ」
ワリオ「なんでペンギンがこんなとこにいんだ?ペンギンならここにいるだろ」


デデデを指差すワリオ。


デデデ「おい!ペンギン呼ばわりすな!」

ウルフ「で、こいつをどうする気だリンク」

リンク「このまま野放しにするわけにもいきませんから…」

ゼルダ「どうにか、マスターハンドに頼めないかしら…」

マスター「いいぞ!」

フォックス「いいのかよ!!」

アイク「つか、どっからでてきたんだ…」
マスター「実は俺も動物が好きでな、飼いたくなっちまうんだよ!」

ウルフ「わけわからん…」

ネス「僕もペンギンの世話できるかな?」
リュカ「ペットになっちゃいましたね」

マルス「見たことないな。こんな生物…」
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