小説ーＣ
□希望のヒカリ
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ー第一章：闇夜ー
「今、日本中を騒がせている連続放火事件。
死傷者は今のところ出ていませんが、行方不明者が多く・・・。」
プチッ
リモコンでテレビを切る。
机にリモコンを置く。
一通りの生活用品以外は何もない殺風景な部屋。
そこに沈黙が流れる。
「りぃ君・・・、りぃは一体どこにいったの・・・。」
小さくつぶやく。
が、誰もいない部屋だ。
答えがかえってくるわけではない。
何を思い立ったのか、突然立ち上がる。
そのときに、花瓶が手に当たり落下した。
ガッシャンッッ