小説
□羽の生えない蝶々
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「あっン……ぎ、ん…っっ//ときぃぃ...///」
てめーの甘くて可愛い声…
今のてめーは羽を取られた蝶…
羽を取られた蝶なんて、もう蝶じゃネェーだろ…??
俺は優しくネェーからてめーの羽代わりにはならねーよ……
羽が無いなら生きてる意味なんてネェーよな??空も飛べやしねー、恋をする事もできねー。
淋しいだろ…?
「んふっァ・・・す、き…」
そんな事言っても、俺はてめーと付き合う気もネェー…
悔しかったらもっと泣け…
好きになってほしいなら、
俺の前で泣き続けて、立派な蝶になれ……
「なぁッ…高杉……」
「んっ……だよ...」
『 』
「っ!!!...なんっっで...だ・・・」
てめーの羽が生えた時は、思いっきり空を飛べ…
てめーの羽が生えた時は、俺を思いっきり抱け…
てめーの羽が生えた時は、俺がてめーの羽を切らしてやる......
End