頂き物

□誤解、いろいろ
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looks:リザ・ホークアイ

司令部室のドアノブに手をかけたとき、中から大佐と・・・おそらくフュリー曹長?の声が聞こえてきた。何を話しているのかしらと思って聞き耳立ててみる。
『・・・・んぁ・・・・。』
『大佐、大丈夫ですか?』
・・・・。
あら?どういう状況かしら?
大佐のあえぎ声に近い声を上げているのはどういうこと?曹長は大佐に何を大丈夫かと聞いているのかしら?
まぁ、一応2人は、大佐と曹長という上下関係だけど、大佐は男性にもモテるし。ま、さ、か!
曹長は大佐にええと・・・・その・・・・いろいろとR18みたいな書けない行為を大佐にしたっていう事なの!?
あーあーあー駄目駄目駄目!大佐はわ・た・し・の・も・の!曹長になんて譲りません!
だけど、そうよ、違うかもしれないし・・・。いやいやいや。
しかし、もし、私の考えた通りだったら・・・・危ない!大佐を助けねば!
私は勢いよく扉を開いた。
「失礼しま・・・す?」
そして、私が見た光景は頭を押さえてしゃがみこんでいる大佐と、その横でオロオロしている曹長。足元には散乱した機械類。
「ああぁ〜ごめんなさいごめんなさい!大佐!」
「ちょ・・・!頭を触るなフュリー!痛い!」
「まさか高い位置にあった機械が大佐に落ちるなんて思いもよらなくて・・・!」
「いいから頭を触るな!フュリー!・・・おや、ホークアイ中尉。そんなところで突っ立って、何をしている?」

「・・・・いいえ、フュリー曹長の性格について考えていただけですよ。」
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