自作詩

□その他2
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「いつの間にか卒業か。」 実感が無かったんだ
大好きな友達は一緒の高校へ行くし 高校は楽しみのが大きいよ
実感が無かったから 寂しいとも感じなかった

でも何でだろう あなたの潤んだ目を赤くなった目を見ると
自分が泣きそうになるのが分かって

「ありがとう。」と言えない私を許してください
何か言おうとすると涙が零れそうで
口を開いても 喉がカラカラで何も言葉が出てこない

私の長所 一番理解してくれてて
私の短所 対処の仕方知っててくれて
そんなあなたから貰う 中学最後のコトバ
あなたが思ってるほど出来た人間じゃないよ
心の中で思うけど あなたが言ってくれるだけで嬉しくて


帰り道 狙ったような曲ばかり演奏するランダム再生
大嫌いな雨だけど、今日は雨でよかった気がする
傘で顔を隠して 雨の音に隠れてひっそり泣くんだ

あなたの潤んだ目を思い出すたび 私の手には爪の痕が増える
泣きそうになると 爪を立てて堪える私の癖

「ありがとう。」 心の中で呟いて
大好きなあなたの笑顔思い出すんだ
いつかあなたの自慢できる教え子になってきます
あなたに言われたこと忘れません

三年間ありがとうございました、笑顔が素敵な大好きな先生。

自慢の教え子になれるまで
Thank you. Okayama teacher.


BGM:I、愛、会い/ゴーストノート



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