自作詩
□月でお題
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雨夜の月
初めて会った日は何時
初めて会った場所は何処
思い出せなくなるほど昔の話
そういってはぐらかした貴方の瞳
私を見る事はないと知っていても
見てほしいと願ってしまう
あの月のように大きく光輝く貴方
私など小さな星には目もくれず
ねぇ大好きだと叫んだとしても
貴方に届くことはないのでしょうね
そこまでいい子じゃいれないからと
貴方の背中に抱きつきたいの
最後に会ったのは何時
最後に交わした言葉は何
覚えている私は莫迦でしょうか
少し微笑んで悲しそうな瞳
あの人に見せる瞳を思い出し
震える私の心
貴方を本当に必要としているのは私じゃない
そう言い聞かせ月を眺め
貴方のことを知りたいと思うのは
いけないことだと分かっていても
愛しているの世界の誰よりも
分かってほしい私の想いを
貴方はいつも私を見つけてくれた
ほしい言葉もすべて与えてくれた
それでも満足ならない私は
世間知らずのお嬢様なのね
貴方を雨夜の月に例えて
貴方を思い眠りつきましょう
-- END --
BGM:運命の月は紅/ヒノエ・武蔵坊弁慶・平敦盛