DEATH NOTE

ご め ん な さ い
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彼女の頬はまだ赤くなっている

「海砂が…悪かったから、海砂が邪魔したからいけないの、だから」


だから、とホロリと涙を流した




「月をそんなに責めないで…悪いのは私だから」



ごめんなさい、彼女は顔を押さえた
ごめんなさい、月くんは彼女に近づいて優しく抱いた
ごめんなさい、その言葉は部屋の中に虚しく響く


「ごめん…海砂」



ごめんなさい




-終-
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