DEATH NOTE

黒い猫
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「…可愛いな、リュウは」

「そりゃリュウですもん!…模木さんもリュウ好きなんですか?」

「はい…、よく顔に似合わないと言われますが…」

「そんな事ないですよ、ねぇリュウ?」

「にー」



「(みなさん、猫の事ばかりなんですね…)」

「竜崎、どうかされたんですか?」

竜崎が嫌がらないようにリュウは模木さんに預けた


「……ホントは」

「え?」

「ホントは猫は好きなんですよ、私
しかし松田さんがずっと猫ばかり見ていて…みなさんも猫ばかりで…少し嫉妬していたみたいです」

「リュウにですか?」

「はい…、名前も私と似ていたので」

「そうですよ」

きっぱりと言った

「だって最初にリュウと会った時に竜崎みたいだなーって思いましたから…」

「……松田のバカ」

「にー」

「え、なんでそこで僕がバカって事になるんですかー、しかもリュウまで…」

リュウを抱いた模木さんがいそいそと現れた

「リュウを抱きますか竜崎?」

「はい」


ふわっとしたリュウを抱く竜崎

「可愛いですね、猫というのは…」

「にー」

リュウは目を細くした



-終-
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