DEATH NOTE
□黒い猫
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「え…でもこんなに可愛いんですよ、ほら」
と竜崎の顔の近くに猫の顔を近付けると彼はぷいっと顔を背けた
「猫は苦手なので飼うのなら私の傍に近付けないで下さい」
「分かりましたー…」
意地悪だな、と猫の鼻の部分をツンッと触った
「にー」
「行こう、リュウ」
「……リュウと言うのは、私の名前から取った名ですか?」
「ち…違いますよ、ねぇリュウ?」
「…………」
「あれ、何で鳴かないの?…え、ちょ…鳴いてよー」
「猫は賢い、というのは本当なんですね」
「…え、それどーゆう意味ですかぁ?」
「さぁ?」
う…うわー、今日は一段と機嫌が悪いなー
「早くリュウを連れて仕事に戻って下さい」
「はーい…」
リュウを連れて局長たちの方へ行った
「みなさーん、リュウですよー」