DEATH NOTE
□予知夢
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「そうだったのか」
何故か納得してしまった
これ以上考えたくない、というのも理由にある
ゆっくりと後ろを振り向こうとしたら
「月くん」
とまた声を掛けられた、その声は少し焦っている口調だ
「あの…驚かないで下さいね…私、一応幽霊みたいな者になりましたから」
「分かった」
そして振り向いて驚いてしまった
竜崎は驚くな、って言ってたけど…無理だなこれは
彼…、竜崎の身体は透けていて後ろの扉がはっきりと見えていた
「死神がいるなら…幽霊もいるんだな」
と呟く
「ところで何で僕の夢の中に竜崎が出て来たんだ?」
「そりゃ月くんの私に対する『思い』が強かったからですよ」
「…何をバカな」
「………まぁ信じてくれなくても良いんですが」
と竜崎はそっぽを向いてしまった
あ、すねた
子供みたいな性格は変わらないらしい